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NBA

レジェンドOBも苦言?近年のNBAで主流となった”ロード・マネジメント”とは

ダンクシュート編集部

2019.11.07

昨季のラプターズはレナードの出場を制限。体調万全のエースに導かれ、見事リーグ制覇を成し遂げた。(C) Getty Images

昨季のラプターズはレナードの出場を制限。体調万全のエースに導かれ、見事リーグ制覇を成し遂げた。(C) Getty Images

 ロサンゼルス・レイカーズのレジェンドOB、コビー・ブライアントも「クレイジーだ。ファンは懸命に働いて稼いだお金を払って選手たちのプレーを観に来ている。選手の仕事は毎晩ハイレベルなパフォーマンスを披露するためにコンディションを保つこと。競技者としてあり得ないね」と難色を示していた。

 実際にレナードが今季欠場した2試合は、どちらも全米で中継されていたもの。アリーナに来たファンや視聴者は、スーパースターの不在に落胆したことだろう。

 しかし、昨季のラプターズが同様にレナードの出場を制限したことで、リーグ制覇を成し遂げたのも事実。レナードはプレーオフで平均30.5点と暴れ回り、自身2度目のファイナルMVPに輝いた。

 また、今夏に両肩を手術し、現在リハビリに励んでいるクリッパーズのもう1人のエース、ジョージも11月13日のヒューストン・ロケッツ戦、もしくは14日のニューオリンズ・ペリカンズ戦で復帰予定。ただ彼もこのどちらかの試合に出場した場合、もう一方は欠場が明言されるなど、今季はプレーを制限していく可能性がある。

 ファンとしてはスーパースターがプレーする姿を観たいのは当然だが、同時に応援するチームが優勝する瞬間も観たいはず。この“ロード・マネジメント問題”が正しいかどうか、今後も議論され続けていきそうだ。

構成●ダンクシュート編集部
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