専門5誌オリジナル情報満載のスポーツ総合サイト

  • サッカーダイジェスト
  • WORLD SOCCER DIGEST
  • スマッシュ
  • DUNK SHOT
  • Slugger
NBA

NBAの偉大なヘッドコーチ15人に選ばれたウォリアーズのカーHCが感慨「とてつもなく光栄だ」<DUNKSHOOT>

秋山裕之

2022.02.10

 チームを率いて今季で8年目、レギュラーシーズン通算勝率(69.4%)で歴代3位、プレーオフでの勝率73.3%は堂々のトップ。ファイナル進出回数は歴代4位タイ、優勝回数は6位と見事な実績を残している。

 マーク・ジャクソン前HCの後任としてウォリアーズに迎えられた当初、チームにはステフィン・カリーやクレイ・トンプソン、ドレイモンド・グリーンといった現在も核を担う選手たちが揃っていた。さらに16~19年にはケビン・デュラント(現ブルックリン・ネッツ)も加わり、ウォリアーズは黄金期を築いた。

「このロースターには信じられないほど才能を持った選手たちがいる。(自分が選ばれたのは)その結果なんだということも分かっているよ。このチームの顔ぶれを見れば、どんなコーチでも素晴らしいタレントとともに成功を収めることができたと思うだろう。私でさえ予想していなかったよ」
 
 カーHCがそう話したように、指揮官として豪華なメンバーを率いることができたことは否定できない。とはいえ、他のHCが同じ条件でウォリアーズを指揮したとしても、カーと同等あるいはそれ以上の結果を残すことができたかは誰にも分からない。

 例えば、キャブズと激突した15年のファイナル。1勝2敗で迎えた第4戦で、カーHCはセンターのアンドリュー・ボーガットを外してウイングのアンドレ・イグダーラを先発起用。得意のスモールボールを展開して勢いに乗ったウォリアーズは、そこから3連勝で王座へと勝ち上がったことはもっと評価されていいのではないだろうか。

 また、昨夏はポポビッチHCの下でアメリカ代表のアシスタントコーチを務めて、東京オリンピックで金メダル獲得に貢献。2023年のFIBAワールドカップ、24年のパリ五輪では後任を務めることが決まっている。

 指揮経験は今回選ばれた中では最も少ない8年とキャリアこそ短いが、カーHCは偉大な15人に選ばれるにふさわしい名将と言っていいはずだ。

文●秋山裕之(フリーライター)

RECOMMENDオススメ情報

MAGAZINE雑誌最新号