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NBA

ノビツキー、ヤニス、ドンチッチ…“歴代ヨーロッパベストメンバー”を識者が選定!<DUNKSHOOT>

出野哲也

2022.02.21

【スモールフォワード】
ヤニス・アデトクンボ(ギリシャ)
1994年12月6日生。211cm・110kg
キャリアスタッツ:638試合、平均21.6点、9.3リバウンド、4.6アシスト

 現在はPF(パワーフォワード)を主戦場としている”グリーク・フリーク”は、NBA入りして最初の数年はSF(スモールフォワード)やPGでもプレーしていたため、このポジションに回した。

 ルーツはナイジェリアだが、出生地はギリシャ。名前の発音とスペルが一致しないのは、両親が入国する際の書類の文字を、係官が読み違えたかららしい。正式な市民権を得たのは、2013年のドラフト15位でミルウォーキー・バックスに入団する少し前。身体能力の高さで大化けするか、粗さが解消されず大外れになるかギャンブル的な指名と思われたが、順調に成長を続け2016-17シーズンにMIPを受賞すると、以後6年連続オールスター出場、2019、20年は2年連続でシーズンMVPに選出。2021年はファイナル第6戦で50得点と大爆発、バックスを50年ぶりの王座へ導きファイナルMVPにも輝いた。

 ほかのSFでは名シューターのペジャ・ストヤコビッチ(セルビア)の名も挙がる。ドミニク・ウィルキンスは軍人の父が駐在していたパリで生まれたが、フランス人ではない。
 
【パワーフォワード】
ダーク・ノビツキー(ドイツ)
1978年6月19日生。213cm・111kg
キャリアスタッツ:1522試合、平均20.7点、7.5リバウンド、2.4アシスト

「ドイツの子どもたちにとっての“マイケル・ジョーダン”は彼なんだ」(オーランド・マジックのフランツ・ヴァグナー)。いずれはドンチッチやアデトクンボ、ニコラ・ヨキッチに抜かれるかもしれないが、今のところはまだ、史上最高のヨーロッパ出身選手はドイツ人のノビツキーだ。

 1998年のドラフト9位でバックスに指名され、すぐに彼の才能に惚れ込んでいたドニー・ネルソンの強い推薦でマーベリックスが獲得。入団当時は細身だったが、ウェイトトレーニングを積んでギリシャ彫刻のような肉体を手に入れ、持ち前のシュート力と併せてオールスターの常連となる。2007年にはヨーロピアンとして初のMVPを受賞、2011年はチームを優勝に導きファイナルMVPに輝いた。

 単独のチームだけで21年プレーした唯一の選手でもあり、通算3万1560点は現時点で史上6位にランク。レイカーズでコビー・ブライアントと名コンビを組んだパウ・ガソル(スペイン)も名選手だった。
 

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