一方のナゲッツは、カリーがシリーズ初戦から出場してくることも想定して準備しているようだ。今季のナゲッツ戦で平均27.3点、フィールドゴール成功率48.2%を残す彼がプレーするかどうかで、両チームのゲームプランが大きく変わることは間違いない。
ヨキッチは「だってステフ・カリーだからね。僕は皆にしつこく言っているんだ。彼のプレーを観るのが好きじゃない人は、きっとバスケットボールを観るのを好んでいないってことさ」と相手のエースを称え、さらにこう続けている。
「彼は頭脳明晰なプレーをする。時々、僕は『あのプレーを見てくれよ』と立ち止まってしまうくらいさ。でも神様には『彼のショットが落ち続けてくれ』と願ってしまうね。とんでもない距離からプルアップで打ってくる。僕のショットじゃ、あんなところから届かないよ」
シリーズ開幕前ということもあり、互いに相手チームの主力選手に対して通常のリスペクトをも超えたリップサービスを繰り出している部分もあるかもしれない。
それでも、カリーとヨキッチは現在のリーグでも超一線級の選手であり、ポジションや役割も異なるだけに、両者を中心とする攻防は非常に興味深い。2013年1回戦以来となるウォリアーズvsナゲッツの戦いは、第3シードと第6シードという立場以上に見応えのあるシリーズになりそうだ。
文●秋山裕之(フリーライター)
ヨキッチは「だってステフ・カリーだからね。僕は皆にしつこく言っているんだ。彼のプレーを観るのが好きじゃない人は、きっとバスケットボールを観るのを好んでいないってことさ」と相手のエースを称え、さらにこう続けている。
「彼は頭脳明晰なプレーをする。時々、僕は『あのプレーを見てくれよ』と立ち止まってしまうくらいさ。でも神様には『彼のショットが落ち続けてくれ』と願ってしまうね。とんでもない距離からプルアップで打ってくる。僕のショットじゃ、あんなところから届かないよ」
シリーズ開幕前ということもあり、互いに相手チームの主力選手に対して通常のリスペクトをも超えたリップサービスを繰り出している部分もあるかもしれない。
それでも、カリーとヨキッチは現在のリーグでも超一線級の選手であり、ポジションや役割も異なるだけに、両者を中心とする攻防は非常に興味深い。2013年1回戦以来となるウォリアーズvsナゲッツの戦いは、第3シードと第6シードという立場以上に見応えのあるシリーズになりそうだ。
文●秋山裕之(フリーライター)
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