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NBA

セルティックスが堅守を発揮しネッツに連勝!後半無得点に封じられたデュラント「乗り越えられるかは自分次第」<DUNKSHOOT>

秋山裕之

2022.04.22

 ネッツはブルース・ブラウンが23得点、8リバウンド、4アシスト、2ブロック、ゴラン・ドラギッチが18得点、セス・カリーが16得点をあげるも、アービングはフィールドゴール13本中4本成功でわずか10得点。デュラントもフリースローを20本中18本沈めて27得点をあげたものの、フィールドゴール成功率は前戦を下回る23.5%(4/17)にとどまり、6ターンオーバーも喫した。

「我々は毎回、彼(デュラント)に身体をぶつけていきたい。彼が快適にゴールへ向かうスペースを取り上げたいんだ。彼のようなハイレベルなスコアラーにはそうしていくしかない」

 試合後、デュラントへの対策を語ったセルティックスのイーメイ・ユドカHC。ここまではその作戦が見事にハマっていると言えるだろう。

 特にこの試合の後半、デュラントとアービングはフィールドゴールを17本放って成功はわずか1本、成功率5.9%と沈黙。デュラントは10本すべてをミスし、4つのターンオーバーを記録した。
 
「頭を抱えて落ち込んでいる時間なんてない。これもプレーオフの一部なんだ」とアービングは切り替えを誓うも、デュラントはセルティックスのディフェンスを称賛。

「俺がどこへ行こうと2、3人がついてくる。彼らは俺の得点を断ち切り、ショットメーキングを制限すべく、いい仕事をしている。(ジャンパーを放つ時は)2、3人がコンテストし、俺がドライブすれば誰かが(コースに)入ってくる」

 セルティックスの2連勝で幕を開けたシリーズは、ネッツのホームへと場所を移して23日に第3戦、25日に第4戦が行なわれる。「相手はいい仕事をしている。それを解決するのは自分次第だ」と語ったデュラントが、次戦以降に巻き返すことができるのか、注目していきたい。

文●秋山裕之(フリーライター)
 
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