ディフェンスの問題はコミュニケーションなのかと聞かれた八村は、「それもあるとは思うんですけど、もうちょっと頑張り時とか、(ショットクロック)残り5、6秒で踏ん張り切れていないところがあると思います。あとはリバウンドのところで(相手チームに)セカンドチャンスを与えてしまっているところだと思います」と指摘している。
ウィザーズのディフェンスでカギを握っているのはゾーンの活用だろう。『The Washington Post』によると、ウィザーズがマンツーマンのディフェンスをしている時、相手チームはフィールドゴール44.0%を記録しているのだが、ゾーンディフェンスを敷いた時には39.1%まで抑えることができているという。
ベテランのCJ・マイルズはセルティックス戦で「序盤は特に、ゾーンディフェンスが彼らをスローダウンさせるのにすごく役立っていた。(相手が)やろうとしていたことよりも、多くの回数でジャンパーを打たせることができたからね」と振り返る。
「これはもう、習慣にしていくしかないんだ」と切り出したのはビール。「僕らはそれをもっと習慣として身体になじませて、ディフェンスに集中していかなきゃいけない。もっと高いIQを持ち、スマートにプレーしていく必要があるんだ」とディフェンスについて向上し続ける必要性を説いた。
その点で、15日(同16日)に迎えるミネソタ・ティンバーウルブズ戦は大きなテストになるだろう。
というのも、ウィザーズは2日(同3日)の今季初顔合わせでカール・アンソニー・タウンズというリーグ屈指の若手センター不在のウルブズに109-131で敗れているからだ。
ここ4試合で3勝と好調を維持するウルブズは、タウンズが復帰しているだけでなく、6年目のアンドリュー・ウィギンズが絶好調。現在6試合連続で25点以上を記録しており、個人成績では軒並みキャリアハイのペース。ウィザーズとしてはトロイ・ブラウンJr.やCJ・マイルズ、状況によっては八村もマッチアップするかもしれないだけに、注意しておきたい。
「この間、負けたチームなので。僕らは気を引き締めて、相手のホームになるのでしっかりやっていきたいと思います」と語った八村にとっても、自身がこの短期間で成長した証を見せつけるうえで重要な試合となる。
前回の対戦で、八村はロバート・コビントンとウィギンズにショットを放つ前でボールをスナップされてしまい、リング下ではゴーギー・ジェンの前に何度もブロックショットを浴びていた。フィールドゴール18.2%(2/11)の4得点で、フリースローを獲得することもできなかっただけに、なんとかリベンジしたいところだ。
文●秋山裕之(フリーライター)
ウィザーズのディフェンスでカギを握っているのはゾーンの活用だろう。『The Washington Post』によると、ウィザーズがマンツーマンのディフェンスをしている時、相手チームはフィールドゴール44.0%を記録しているのだが、ゾーンディフェンスを敷いた時には39.1%まで抑えることができているという。
ベテランのCJ・マイルズはセルティックス戦で「序盤は特に、ゾーンディフェンスが彼らをスローダウンさせるのにすごく役立っていた。(相手が)やろうとしていたことよりも、多くの回数でジャンパーを打たせることができたからね」と振り返る。
「これはもう、習慣にしていくしかないんだ」と切り出したのはビール。「僕らはそれをもっと習慣として身体になじませて、ディフェンスに集中していかなきゃいけない。もっと高いIQを持ち、スマートにプレーしていく必要があるんだ」とディフェンスについて向上し続ける必要性を説いた。
その点で、15日(同16日)に迎えるミネソタ・ティンバーウルブズ戦は大きなテストになるだろう。
というのも、ウィザーズは2日(同3日)の今季初顔合わせでカール・アンソニー・タウンズというリーグ屈指の若手センター不在のウルブズに109-131で敗れているからだ。
ここ4試合で3勝と好調を維持するウルブズは、タウンズが復帰しているだけでなく、6年目のアンドリュー・ウィギンズが絶好調。現在6試合連続で25点以上を記録しており、個人成績では軒並みキャリアハイのペース。ウィザーズとしてはトロイ・ブラウンJr.やCJ・マイルズ、状況によっては八村もマッチアップするかもしれないだけに、注意しておきたい。
「この間、負けたチームなので。僕らは気を引き締めて、相手のホームになるのでしっかりやっていきたいと思います」と語った八村にとっても、自身がこの短期間で成長した証を見せつけるうえで重要な試合となる。
前回の対戦で、八村はロバート・コビントンとウィギンズにショットを放つ前でボールをスナップされてしまい、リング下ではゴーギー・ジェンの前に何度もブロックショットを浴びていた。フィールドゴール18.2%(2/11)の4得点で、フリースローを獲得することもできなかっただけに、なんとかリベンジしたいところだ。
文●秋山裕之(フリーライター)