1946年に創設されたNBAは、55-56シーズンからMVPの授与を開始し、以降38年間はすべてアメリカ人選手が同賞を受賞してきた。
94年にナイジェリア出身のアキーム・オラジュワンが米国外出身選手(※国籍はアメリカ)として初の受賞者となると、2005、06年はカナダのスティーブ・ナッシュが2年連続、さらに07年はドイツのダーク・ノビツキーがヨーロッパ人初のMVPを獲得。それでも以降は再びアメリカ人選手の受賞が続いた。
それが2019年以降はアデトクンボが2年連続、ヨキッチが2年連続と、計4年連続で外国籍選手の栄冠が続いている。来季以降もこの2人をはじめ、外国籍選手初の得点王となったエンビード、昨季まで2年連続でオールNBA1stチーム選出中のドンチッチらがMVP争いに絡んでくることは間違いない。
現地アメリカでは“NBAの顔は母国の選手であるべき”と願うファンもいるだろうが、MLBにおける大谷翔平のように、競技の国際化という点で見れば歓迎すべきことなのかもしれない。
■2021-22シーズンMVP投票結果
※選手名横の数字は、得票ポイント(1位票-2位票-3位票-4位票-5位票)。ポイントは1位票が10点、2位票が7点、3位票が5点、4位票が3点、5位票が1点。
1:ニコラ・ヨキッチ/875(65-27-6-2-0)
2:ジョエル・エンビード/706(26-39-34-1-0)
3:ヤニス・アデトクンボ/595(9-32-52-7-0)
4:デビン・ブッカー/216(0-1-8-49-22)
5:ルカ・ドンチッチ/146(0-1-0-32-43)
6:ジェイソン・テイタム/43(0-0-0-8-19)
7:ジャ・モラント/10(0-0-0-1-7)
8:ステフィン・カリー/4(0-0-0-0-4)
9:クリス・ポール/2(0-0-0-0-2)
10:デマー・デローザン/1(0-0-0-0-1)
10:レブロン・ジェームズ/1(0-0-0-0-1)
10:ケビン・デュラント/1(0-0-0-0-1)
構成●ダンクシュート編集部
94年にナイジェリア出身のアキーム・オラジュワンが米国外出身選手(※国籍はアメリカ)として初の受賞者となると、2005、06年はカナダのスティーブ・ナッシュが2年連続、さらに07年はドイツのダーク・ノビツキーがヨーロッパ人初のMVPを獲得。それでも以降は再びアメリカ人選手の受賞が続いた。
それが2019年以降はアデトクンボが2年連続、ヨキッチが2年連続と、計4年連続で外国籍選手の栄冠が続いている。来季以降もこの2人をはじめ、外国籍選手初の得点王となったエンビード、昨季まで2年連続でオールNBA1stチーム選出中のドンチッチらがMVP争いに絡んでくることは間違いない。
現地アメリカでは“NBAの顔は母国の選手であるべき”と願うファンもいるだろうが、MLBにおける大谷翔平のように、競技の国際化という点で見れば歓迎すべきことなのかもしれない。
■2021-22シーズンMVP投票結果
※選手名横の数字は、得票ポイント(1位票-2位票-3位票-4位票-5位票)。ポイントは1位票が10点、2位票が7点、3位票が5点、4位票が3点、5位票が1点。
1:ニコラ・ヨキッチ/875(65-27-6-2-0)
2:ジョエル・エンビード/706(26-39-34-1-0)
3:ヤニス・アデトクンボ/595(9-32-52-7-0)
4:デビン・ブッカー/216(0-1-8-49-22)
5:ルカ・ドンチッチ/146(0-1-0-32-43)
6:ジェイソン・テイタム/43(0-0-0-8-19)
7:ジャ・モラント/10(0-0-0-1-7)
8:ステフィン・カリー/4(0-0-0-0-4)
9:クリス・ポール/2(0-0-0-0-2)
10:デマー・デローザン/1(0-0-0-0-1)
10:レブロン・ジェームズ/1(0-0-0-0-1)
10:ケビン・デュラント/1(0-0-0-0-1)
構成●ダンクシュート編集部
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