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NBA

八村塁がウルブズとのリマッチで2本のダンク!ただインパクトは薄く終盤は出番なし……

秋山裕之

2019.11.16

控え選手が好調だったこともあり、第4クォーターは八村の出番はなし。(C)Getty Images

控え選手が好調だったこともあり、第4クォーターは八村の出番はなし。(C)Getty Images

 前半終了時のスコアは、76-73とウィザーズが3点をリード。ビールが18得点、モリッツ・ヴァグナーが12得点、ブライアントは10得点に加え7リバウンドをマークした。

 八村はフィールドゴール(FG)成功率57.1%(4/7)で8得点、1スティールを記録。その一方で、15分のプレータイムを得ながら、リバウンドは1本も奪うことができなかった。

 対するウルブズは、得点源の1人アンドリュー・ウィギンズが家族の事情で急きょ欠場となるなかで、この日24歳の誕生日を迎えたタウンズが大暴れ。前半だけで25得点を叩き出し、オフェンスを牽引した。
 
 迎えた第3クォーターは、ビール、タウンズの両エースを中心に得点を奪い合う展開に。八村は残り10分22秒、相手のファーストブレイク時にコビントンと1オン1の形になるも、守り切れずバスケットカウントを与えてしまう。コビントンがフリースローを外したため3ポイントプレーにはならなかったものの、ノーファウルで抑えることができなかった。

 残り9分58秒、ショットクロックが迫るなかで、八村は左コーナーから3ポイントを放つもミス。7分50秒にはビールとの2メンゲームからペイントエリアでボールを受け、左手でフックショットを放つも、タウンズのカバーの前に手元が狂ったか、リングにすら当たらなかった。

 残り7分17秒にはスティールからドリブルで駆け上がり、フィニッシュに持ち込もうとするも後方から走り込んできたタウンズのブロックが炸裂。4分6秒にもビールへのパスが通らずターンオーバーを犯すなど、なかなかリズムに乗ることができないまま、1分39秒を残して交代となった。

 第4クォーターは、ベンチスタートのヴァグナーが絶好調だったこともあり、八村の出番はなし。最終スコアは137-116、ウィザーズがウルブズを下しアウェーで今季3勝目をあげた。
 
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