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NBA

八村塁がウルブズとのリマッチで2本のダンク!ただインパクトは薄く終盤は出番なし……

秋山裕之

2019.11.16

守備で奮闘した結果、八村が出場していた時間帯の得失点差は+10と良好だった。(C)Getty Images

守備で奮闘した結果、八村が出場していた時間帯の得失点差は+10と良好だった。(C)Getty Images

 勝利したウィザーズは、ビールが2試合連続の44得点と大爆発。控えビッグマンのヴァグナーはともにキャリアハイとなる30得点、15リバウンドを奪取し、4試合ぶりの白星の立役者となった。

 八村は25分の出場で8得点、4リバウンド、3アシスト、2スティールに2ターンオーバー。FG成功率は40.0%(4/10)、放った2本の3ポイントもミスし、オフェンス面でのインパクトは乏しかったと言わざるを得ない。ただ、出場時間帯における得失点差は8試合ぶりにプラス(+10)となったように、ディフェンス面で奮闘し勝利に貢献した。
 
 36得点を奪ったタウンズの前に、ウィザーズはブライアントとヴァグナーがファウルトラブルに陥るなかで、主にバックコート陣がタウンズのヘルプに向かうなどチーム全体でカバー。第3クォーター途中にはビールがタウンズのボールをスナップし、ターンオーバーを誘発させ雄叫びを上げるなど、勝利を掴むべく全員がプライドを持ってディフェンスに注力していたことが印象的だった。

 続くウィザーズの試合は17日。今季4勝目をかけて、アウェー3連戦のラストとなるオーランド・マジック戦に臨むこととなる。

文●秋山裕之(フリーライター)
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