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NBA

八村塁は「期待以上の活躍」とコーチも絶賛!ついにチームも課題克服か?次のマジック戦の鍵となるのは

秋山裕之

2019.11.17

 ウィザーズが2連勝をかけて戦う対戦相手はオーランド・マジック。17日(同18日)にマジックのホーム、アムウェイ・センターで行われる試合となる。

 マジックは15日(同16日)終了時点でイースタン・カンファレンス7位タイの5勝7敗。開幕から7試合連続で100点未満だったものの、ここ5試合は100点以上を挙げており、現在2連勝中と復調傾向にある。

 シーズンで見てみると3ポイント成功率がリーグワーストの29.5%ながら、直前のサンアントニオ・スパーズ戦では41.4%(12/29)という高確率を残しており、ウィザーズはチーム全体でケアしていきたいところ。

 気になる八村のマッチアップ相手だが、おそらくアーロン・ゴードンになるだろう。203㎝、99㎏のゴードンは、リーグ有数の身体能力を持つ24歳。屈強な肉体と抜群の跳躍力を持つゴードンを相手に、八村が得意のプルアップジャンパーを沈めることができるかは見ものだ。
 
 ただ、マジックにはゴードンだけでなく、ニコラ・ヴュチェビッチ、ジョナサン・アイザックというビッグマンがスターターにおり、ベンチにはモー・バンバやケム・バーチといった身体能力に秀でた若手ビッグマンも控えている。

 今季平均2.8ブロックを記録するアイザックは右足首の捻挫によりスパーズ戦を欠場したものの、長期離脱する状況ではないため、ウィザーズ戦ではゴードンとアイザックによるスイッチングディフェンスで八村を封殺しにくるかもしれない。

 次戦を前に、「オーランドも強いチームの一つですので、これからスカウティングして、また引き締めて次の一戦に臨みたいと思います」と語っていた八村。ディフェンスに難を抱えるウィザーズとは対照的に、マジックはディフェンシブ・レーティング(100回のポゼッションにおける失点)でリーグ5位の102.5を誇る堅守が強みのチームだけに、八村がマジックのフロントコート陣に対してどこまで対抗できるか、是非とも注目していただきたい。

文●秋山裕之(フリーライター)
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