ロカス・ヨクバイティス(ポイントガード/193cm・88kg/21歳)
昨年のNBAドラフトでオクラホマシティ・サンダーから2巡目34位で指名を受けたリトアニアの新星は、21-22シーズンは欧州の強豪バルセロナで研鑽した。
プロデビューしたジャルギリス・カウナスですでにユーロリーグの味は知っていたとはいえ、レギュラーシーズンは首位、セミファイナルにも進出したトップクラブで(レアル・マドリーに敗戦)、ニコラ・ミロティッチを筆頭とした欧州の精鋭集団の中でのヨクバイティスの堂々としたパフォーマンスは「頼もしい」の一言。
少年時代から、どんな場面にも動じない強心臓を歴代のコーチたちが褒めちぎっていたが、本人いわく「もともとの性格」だという、この良い意味での「面の皮の厚さ」は、今後NBAに挑戦するにあたって大きなプラス要素だ。
彼の所有権はニューヨーク・ニックスが持っている。本人サイドは、もう1年バルセロナで経験を積みたいと考えているようだが、ニックスとの交渉次第では、この夏のNBA入りもあり得る。
ヨルゴス・パパヤニス(センター/220cm・127kg/24歳)
16年のドラフトで、フェニックス・サンズから1巡目13位で指名された、ギリシャで最も期待されている若手ビッグマン。彼は同国で最年少の14歳6か月でシニアチームにデビュー。その当時から身長は212cmだった。
13年のジョーダン・ブランドクラシック・インターナショナルゲームで注目されると、アメリカの高校に進学。その後ギリシャに戻り、2014-15シーズンから2年間、パナシナイコスに所属した。
この間、アメリカの大学に進学する場合には契約を破棄できる条項をつけていたが、パナシナイコスで経験を積むことを選択。ここから16年のドラフトにエントリーギリシャ人選手の歴代最高位となる13位で指名を受けた(13年のヤニス・アテトクンボは15位)。
サンズからトレードされてデビューしたサクラメント・キングスでは、得点とリバウンドでダブルダブルを記録する試合もあったが、2年目に解雇となると、ポートランド・トレイルブレイザーズとの2WAY契約を経て、古巣のパナシナイコスに復帰した。
21-22シーズンのユーロリーグでは、リバウンド数でリーグ首位を記録(8.2)。高さに頼るだけでなく、スクリーンアウト時の相手への身体の寄せ方が絶妙に巧い。見た目は細めで、NBAのパワフルガイたちとの競り合いにどこまで踏ん張れるかという懸念点はあるが、前回時よりは、巧さも身体の使い方も格段にレベルアップしている。
現在、ヨーロッパのベストセンターの一人に挙げられる彼のパナシナイコスとの契約には、NBA入りの場合には解除できる条項も含まれているため、契約上の足枷もないのも大きい。
昨年のNBAドラフトでオクラホマシティ・サンダーから2巡目34位で指名を受けたリトアニアの新星は、21-22シーズンは欧州の強豪バルセロナで研鑽した。
プロデビューしたジャルギリス・カウナスですでにユーロリーグの味は知っていたとはいえ、レギュラーシーズンは首位、セミファイナルにも進出したトップクラブで(レアル・マドリーに敗戦)、ニコラ・ミロティッチを筆頭とした欧州の精鋭集団の中でのヨクバイティスの堂々としたパフォーマンスは「頼もしい」の一言。
少年時代から、どんな場面にも動じない強心臓を歴代のコーチたちが褒めちぎっていたが、本人いわく「もともとの性格」だという、この良い意味での「面の皮の厚さ」は、今後NBAに挑戦するにあたって大きなプラス要素だ。
彼の所有権はニューヨーク・ニックスが持っている。本人サイドは、もう1年バルセロナで経験を積みたいと考えているようだが、ニックスとの交渉次第では、この夏のNBA入りもあり得る。
ヨルゴス・パパヤニス(センター/220cm・127kg/24歳)
16年のドラフトで、フェニックス・サンズから1巡目13位で指名された、ギリシャで最も期待されている若手ビッグマン。彼は同国で最年少の14歳6か月でシニアチームにデビュー。その当時から身長は212cmだった。
13年のジョーダン・ブランドクラシック・インターナショナルゲームで注目されると、アメリカの高校に進学。その後ギリシャに戻り、2014-15シーズンから2年間、パナシナイコスに所属した。
この間、アメリカの大学に進学する場合には契約を破棄できる条項をつけていたが、パナシナイコスで経験を積むことを選択。ここから16年のドラフトにエントリーギリシャ人選手の歴代最高位となる13位で指名を受けた(13年のヤニス・アテトクンボは15位)。
サンズからトレードされてデビューしたサクラメント・キングスでは、得点とリバウンドでダブルダブルを記録する試合もあったが、2年目に解雇となると、ポートランド・トレイルブレイザーズとの2WAY契約を経て、古巣のパナシナイコスに復帰した。
21-22シーズンのユーロリーグでは、リバウンド数でリーグ首位を記録(8.2)。高さに頼るだけでなく、スクリーンアウト時の相手への身体の寄せ方が絶妙に巧い。見た目は細めで、NBAのパワフルガイたちとの競り合いにどこまで踏ん張れるかという懸念点はあるが、前回時よりは、巧さも身体の使い方も格段にレベルアップしている。
現在、ヨーロッパのベストセンターの一人に挙げられる彼のパナシナイコスとの契約には、NBA入りの場合には解除できる条項も含まれているため、契約上の足枷もないのも大きい。
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