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NBA

「シカゴは僕のホーム」ブルズと再契約したラビーンが“チーム愛”と新シーズンへの意気込みを語る<DUNKSHOOT>

秋山裕之

2022.07.04

「シカゴは僕のホーム。僕が本当の意味で有名になり始めたのはこの地なんだ。だからここでまた続けていきたい。もの凄く楽しみだ。ファンのみんなには感謝している。今このチームが進めている勝利へのプロセスを続けていく準備はできているよ」

 ラビーンは2日に地元メディア『NBC Sports Chicago』との電話インタビューでそう語り、ブルズ、そして自身のさらなる成功に向けて意気込んでいた。

 チームはこのFA戦線で、ベテランビッグマンのアンドレ・ドラモンド、経験豊富な司令塔のゴラン・ドラギッチを獲得しており、ジョーンズJr.との再契約にも合意と、着々と戦力増強を進めている。
 
 ボールにカルーソ、ドスンム、コビー・ホワイトもいるガード陣にドラギッチを加えたことは、ホワイトの放出を視野に入れているとも受け取れるが、同メディアによるとドスンムとホワイトの教育係として獲得に動いたようだ。ドラギッチと同じくビル・ダフィーを代理人とするニコラ・ヴュチェビッチは、このベテラン司令塔をリクルートする上で重要な役割を果たしており、若手たちがドラギッチから多くを学べると期待を寄せているという。

 昨季は主力の相次ぐケガに悩まされただけに、ドラギッチのような頼れるベテランがベンチに控えていることは、ブルズの選手たちにとっても心強いはず。ラビーン、デローザンのオールスターデュオを中心とするブルズは、今季こそプレーオフ1回戦突破だけでなく、さらに勝ち進むことを見据えているに違いない。

文●秋山裕之(フリーライター)

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