206cm・113kgのレブロンと、188㎝・83㎏のカリーはポジションが異なり、実際にマッチアップすればフィジカル面でレブロン優勢なのは明白なのだが、ピッペンはこう指摘する。
「フィジカル面から見れば、彼(カリー)はあのサイズにしては強靭だ。この男なら少なくともあと6年は我々の前でプレーしてくれるさ。しかも彼は史上最高のシューターだからね。もし彼が望むなら、50代になってもプレーできるかもしれないね」
今後カリーは選手生命を脅かすケガから無縁とは言い切れないものの、依然としてリーグ最高級の実力者であり、自他ともに認めるNBA史上最高のシューターだけに、現役を続けていく限り、コートに立てば3ポイントを恐れて相手チームのマークに遭うことは確実だ。
カリーは昨季のプレシーズン期間にレブロンについて「できるだけ全盛時を持続させるというビジョンがあるんだ。特にオフシーズンのワークアウトがそれを可能にしていると思うし、どれだけ自分の身体と心をケアしているか、それにコート内外におけるバランスがこの結果に通じているんだと思う」と分析。
さらに長期間に渡って一線級で活躍していることに「彼はそのスタンダードを作ったんだ」とレブロンを称えており、トップレベルを維持すべく努力している姿が見てとれた。
現在のカリーはまさにそのことを実践しており、昨季チャンピオンへ返り咲いたことで自らの実力を見事に証明した。
ピッペンが語ったように、カリーが50代になるまで現役を続けるかどうかは別として、今後数年は一線級でプレーする姿を見せてくれるだろう。
文●秋山裕之(フリーライター)
「フィジカル面から見れば、彼(カリー)はあのサイズにしては強靭だ。この男なら少なくともあと6年は我々の前でプレーしてくれるさ。しかも彼は史上最高のシューターだからね。もし彼が望むなら、50代になってもプレーできるかもしれないね」
今後カリーは選手生命を脅かすケガから無縁とは言い切れないものの、依然としてリーグ最高級の実力者であり、自他ともに認めるNBA史上最高のシューターだけに、現役を続けていく限り、コートに立てば3ポイントを恐れて相手チームのマークに遭うことは確実だ。
カリーは昨季のプレシーズン期間にレブロンについて「できるだけ全盛時を持続させるというビジョンがあるんだ。特にオフシーズンのワークアウトがそれを可能にしていると思うし、どれだけ自分の身体と心をケアしているか、それにコート内外におけるバランスがこの結果に通じているんだと思う」と分析。
さらに長期間に渡って一線級で活躍していることに「彼はそのスタンダードを作ったんだ」とレブロンを称えており、トップレベルを維持すべく努力している姿が見てとれた。
現在のカリーはまさにそのことを実践しており、昨季チャンピオンへ返り咲いたことで自らの実力を見事に証明した。
ピッペンが語ったように、カリーが50代になるまで現役を続けるかどうかは別として、今後数年は一線級でプレーする姿を見せてくれるだろう。
文●秋山裕之(フリーライター)