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NBA

「彼らは『ジョーダンに並べたら最高』と考えている」カリーら“生え抜きのビッグ3”の秘めたる目標を関係者が代弁<DUNKSHOOT>

秋山裕之

2022.07.23

「だが6度というのは(11度の)次に位置するスタンダードだ。ウォリアーズは6回優勝して、ジョーダンにマッチしようと考えているはずさ」

 2000年代までプレーした選手たちのうち、ジョーダンとピッペンを上回る優勝回数を誇るのはロバート・オリーの7度のみ。ただ、彼はあくまで有能かつ勝負強いロールプレーヤーであり、ヒューストン・ロケッツで2度、レイカーズで3度、サンアントニオ・スパーズで2度と、計3チームで脇役として優勝を重ねてきた。

 ジョーダンとピッペンの6度を上回る優勝を飾った選手は、いずれも1959~66年にかけて8連覇を達成したセルティックスに在籍したことがある選手たち。そのなかで、ラッセルはNBA史上最多となる11度のチャンピオンリングを手にしてきた。
 
 もしカリーとトンプソン、グリーンがひとつの球団で6度目の優勝を達成できれば、ジョーダンとピッペンと並び、セルティックスに在籍経験のある選手たちに次ぐ快挙となる。

「もの凄く難しいことだろう。だがウォリアーズなら間違いなく再び勝つことができるさ」

 そうエールを送ったマイカル。現状でカリーは2025-26シーズンまで契約下におり、トンプソンは2023-24シーズン、グリーンは2023-24シーズンがプレーヤーオプションとなっているため、ビッグ3が確実に共闘できるのは今季まで。

 といっても、今季途中の彼らのトレードはさすがに考えにくく、彼らはこの先もずっとウォリアーズの一員としてプレーしていくだろう。はたして彼らはこのチームで、さらに優勝を重ねられるだろうか。

文●秋山裕之(フリーライター)

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