そんななか、バークレーがウエストで最も脅威となるチームに挙げたのはロサンゼルス・クリッパーズだった。
「俺はクリッパーズだと思うね。彼らはウエストの優勝候補になるんじゃないか。デンバー、そして当然ウォリアーズもその位置にいるだろう。だが俺に言わせればクリッパーズだ。カワイ・レナードとポール・ジョージが戻ってくれば、ものすごく危険なチームになるさ」
クリッパーズは昨季、ウエスト8位の42勝40敗(勝率51.2%)でレギュラーシーズンを終えるも、ウルブズとニューオリンズ・ペリカンズ相手にプレーイン・トーナメントで2連敗を喫してプレーオフ出場を逃していた。
だが昨季はレナードが右ヒザの前十字靭帯部分断裂のため全休、ジョージはシーズン終盤に復帰したとはいえ、右ヒジの内側側副靭帯断裂もあって出場わずか31試合と、2枚看板がほぼ不在という苦しい状況だった。それでも、レジー・ジャクソンやマーカス・モリス、ルーク・ケナード、トレードで加入したノーマン・パウエル、ロバート・コビントンらが奮闘。今オフには元オールスターガードのジョン・ウォールを加えて戦力を増強させている。
タロン・ルーHCは、レナード&ジョージと豊富なペリメーター陣によるスモールボールを駆使することから、今季はウォリアーズのデスラインナップ(カリー、プール、トンプソン、ウィギンズ、グリーン)にも対抗できるかもしれない。
はたしてクリッパーズは混戦の覇権争いを制することができるのか。注目していきたい。
文●秋山裕之(フリーライター)
「俺はクリッパーズだと思うね。彼らはウエストの優勝候補になるんじゃないか。デンバー、そして当然ウォリアーズもその位置にいるだろう。だが俺に言わせればクリッパーズだ。カワイ・レナードとポール・ジョージが戻ってくれば、ものすごく危険なチームになるさ」
クリッパーズは昨季、ウエスト8位の42勝40敗(勝率51.2%)でレギュラーシーズンを終えるも、ウルブズとニューオリンズ・ペリカンズ相手にプレーイン・トーナメントで2連敗を喫してプレーオフ出場を逃していた。
だが昨季はレナードが右ヒザの前十字靭帯部分断裂のため全休、ジョージはシーズン終盤に復帰したとはいえ、右ヒジの内側側副靭帯断裂もあって出場わずか31試合と、2枚看板がほぼ不在という苦しい状況だった。それでも、レジー・ジャクソンやマーカス・モリス、ルーク・ケナード、トレードで加入したノーマン・パウエル、ロバート・コビントンらが奮闘。今オフには元オールスターガードのジョン・ウォールを加えて戦力を増強させている。
タロン・ルーHCは、レナード&ジョージと豊富なペリメーター陣によるスモールボールを駆使することから、今季はウォリアーズのデスラインナップ(カリー、プール、トンプソン、ウィギンズ、グリーン)にも対抗できるかもしれない。
はたしてクリッパーズは混戦の覇権争いを制することができるのか。注目していきたい。
文●秋山裕之(フリーライター)
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