ヒートにはジミー・バトラーやカイル・ラウリー、タイラー・ヒーロー、ヴィクター・オラディポといった好選手たちがいるのだが、昨季リーグ5位のディフェンシブ・レーティング(109.1)を残した堅守を誇るチームでディフェンシブアンカーを務めるアデバヨは、スタッツ以上に大きな存在と言っていい。
そのアデバヨは2017年のドラフト1巡目14位でヒートから指名され、在籍5シーズン目を終えたばかり。1年目からローテーション入り、2年目の後半から先発センターへ定着すると、2020年にはオールスターにも選ばれるなど、リーグ屈指のディフェンス力を誇る多才なビッグマンだ。
チームへの愛着もあることから、アデバヨは31日に『The Miami Herald』の取材に対し、ずっとヒートでプレーしたいという思いを口にしていた。
「もしできるなら、もちろんそうしたい。僕のキャリアはここまでこのコミュニティにいることができている。ドラフト14位でこの球団に入り、今ではこの組織の基盤になることができているんだから」
ヒートにはバトラーというリーダーシップを発揮する闘将がおり、チーム内でアンタッチャブルな位置づけにいる。
ただ、それはアデバヨにも言えることで、攻守両面でここまでオールラウンドなビッグマンはリーグでもそう多くない。もしデュラントかミッチェルを獲得するためにアデバヨを手放してしまえば、ヒートは特にディフェンス面で大幅な戦術変更が必須となるだけに、慎重な判断が求められるだろう。
文●秋山裕之(フリーライター)
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そのアデバヨは2017年のドラフト1巡目14位でヒートから指名され、在籍5シーズン目を終えたばかり。1年目からローテーション入り、2年目の後半から先発センターへ定着すると、2020年にはオールスターにも選ばれるなど、リーグ屈指のディフェンス力を誇る多才なビッグマンだ。
チームへの愛着もあることから、アデバヨは31日に『The Miami Herald』の取材に対し、ずっとヒートでプレーしたいという思いを口にしていた。
「もしできるなら、もちろんそうしたい。僕のキャリアはここまでこのコミュニティにいることができている。ドラフト14位でこの球団に入り、今ではこの組織の基盤になることができているんだから」
ヒートにはバトラーというリーダーシップを発揮する闘将がおり、チーム内でアンタッチャブルな位置づけにいる。
ただ、それはアデバヨにも言えることで、攻守両面でここまでオールラウンドなビッグマンはリーグでもそう多くない。もしデュラントかミッチェルを獲得するためにアデバヨを手放してしまえば、ヒートは特にディフェンス面で大幅な戦術変更が必須となるだけに、慎重な判断が求められるだろう。
文●秋山裕之(フリーライター)
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