だが今季のウィザーズと異なるのは、得失点差でプラスだった点、そしてシーズン成績は46勝36敗と勝ち越していた点のふたつ。当時のナゲッツはアレックス・イングリッシュ、キキ・ヴァンダウェイ、ダン・イッセルと平均20点オーバーの選手を3人も抱えており、高火力を武器に白星を積み重ねていた。
ウィザーズがここまで喫した8敗のうち、3敗が4点差以内だったことを考えると、今後に向けて少しでも守備面で踏ん張りたいところだ。
「ディフェンス面でチームとしてまだ甘いところがある。そういう部分は少しずつですけど良くなっていると思うので、しっかり続けていきたいと思います」と、八村もチームとしての課題を克服すべく、トライしている最中だと語っている。
そんな状況下にあるウィザーズの次の試合は、22日に行なわれるシャーロット・ホーネッツ戦。ケンバ・ウォーカーがボストン・セルティックスへ、ジェレミー・ラムがインディアナ・ペイサーズへと移籍し、トニー・パーカーも現役を引退したことで大幅な戦力ダウンとなったなかで、ここまで6勝9敗と予想外の健闘を見せている相手を本拠地に迎えることとなる。
ただ、ここ8試合は2勝6敗、加えて現在2連敗中で、2試合とも100点に届かず敗れている。テリー・ロジアー、デボンテ・グラハムの2ガードを軸に善戦しているものの、11月に入り調子を落としている印象だ。
だが、相手のターンオーバーを誘発した本数はリーグ4位の平均17.3本と高水準。加えて、ファウルを抑え、極力フリースローを与えないディフェンスをしてくるだけに、ウィザーズには慎重なボールムーブメントが求められる。
八村とのマッチアップが予想されるのは、同じくルーキーのパワーフォワード、PJ・ワシントン。201㎝、107㎏という屈強な肉体を持ちながら、チームトップの3ポイント成功率47.9%を誇る好選手だ。
ホーネッツ戦で八村に求められるのは、ワシントン相手に着実にショットを決め切ること。フィジカル面ではワシントンに分があるため、当たり負けしてターンオーバーを犯さないように注意したいところだ。
文●秋山裕之(フリーライター)
ウィザーズがここまで喫した8敗のうち、3敗が4点差以内だったことを考えると、今後に向けて少しでも守備面で踏ん張りたいところだ。
「ディフェンス面でチームとしてまだ甘いところがある。そういう部分は少しずつですけど良くなっていると思うので、しっかり続けていきたいと思います」と、八村もチームとしての課題を克服すべく、トライしている最中だと語っている。
そんな状況下にあるウィザーズの次の試合は、22日に行なわれるシャーロット・ホーネッツ戦。ケンバ・ウォーカーがボストン・セルティックスへ、ジェレミー・ラムがインディアナ・ペイサーズへと移籍し、トニー・パーカーも現役を引退したことで大幅な戦力ダウンとなったなかで、ここまで6勝9敗と予想外の健闘を見せている相手を本拠地に迎えることとなる。
ただ、ここ8試合は2勝6敗、加えて現在2連敗中で、2試合とも100点に届かず敗れている。テリー・ロジアー、デボンテ・グラハムの2ガードを軸に善戦しているものの、11月に入り調子を落としている印象だ。
だが、相手のターンオーバーを誘発した本数はリーグ4位の平均17.3本と高水準。加えて、ファウルを抑え、極力フリースローを与えないディフェンスをしてくるだけに、ウィザーズには慎重なボールムーブメントが求められる。
八村とのマッチアップが予想されるのは、同じくルーキーのパワーフォワード、PJ・ワシントン。201㎝、107㎏という屈強な肉体を持ちながら、チームトップの3ポイント成功率47.9%を誇る好選手だ。
ホーネッツ戦で八村に求められるのは、ワシントン相手に着実にショットを決め切ること。フィジカル面ではワシントンに分があるため、当たり負けしてターンオーバーを犯さないように注意したいところだ。
文●秋山裕之(フリーライター)