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【ユーロバスケット2022】“3年計画”でチーム改革を進めたドイツが銅メダル獲得!大健闘のポーランドは次大会のホスト国に<DUNKSHOOT>

小川由紀子

2022.09.19

 2021年9月にゴードン・ハーバートHC(ヘッドコーチ)が就任した際、同国のバスケットボール連盟が彼に課した目標は、この大会での表彰台入り。見事実行したカナダ生まれのフィンランド人指揮官は「人生における特別な瞬間だ」とコメントした。

 そしてこの結果は、リーグにおける外国人選手の人数を制限したり、プロクラブの最低予算や、アリーナの規模などインフラ面の管理、プロクラブへの育成の義務づけといった改革を、連盟が数年前から進めてきた成果でもある。

 ハーバードHCは試合後、このチーム作りは3年計画であることを明かした。来年のワールドカップも彼の指導の下、シュルーダーを筆頭に、献身性が光るビッグマンのダニエル・タイス(インディアナ・ペイサーズ)や、今大会がシニア代表でビッグトーナメント初出場のフランツ・ヴァグナー(オーランド・マジック)、そして欧州組のヨハネス・フォイトマン(CSKAモスクワ)ら、ほぼ同じメンバーで挑むことになるだろう。
 
 グループリーグのハンガリー戦を除く8試合に出場し、ともにチームハイとなる平均22.1点、7.1アシストをあげ銅メダル獲得に大きく貢献したシュローダーは「この大会を開催したことはドイツにとって大きい。ファンにとってバスケットボールはより魅力的なものになったはずだ。これを機に、ドイツにおいてバスケットボールは、より存在感の大きい競技になっていくだろう」と展望を語った。

 今夏FA(フリーエージェント)となっていたシュルーダーは、この大会中に古巣ロサンゼルス・レイカーズへの復帰が発表されたが、噂によればフェニックス・サンズ、トロント・ラプターズからもオファーを受けていたという。彼にとって今大会での活躍が、大きなアピールになったのは間違いない。

 しかし敗れたポーランドも、大会を通じて素晴らしい試合を見せてくれた。イゴール・ミリチッチHCは「私にとって、選手たちはヒーローであり、スーパースターだ。彼らがこの大会で成し遂げたことはアメージングだった。とりわけ若い選手に向けては、今後へ向けての貴重な経験となった」と選手たちへ賛辞を贈っている。
 
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