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NBA

「私にとって家族のような存在」「彼は僕のことを熟知している」レイカーズのハムHCとシュルーダーの“深い絆”<DUNKSHOOT>

小川由紀子

2022.10.14

 ちなみにこの時、レイカーズからの8400万ドルの延長オファーを蹴ったことが話題になったが、シュルーダーは最近のESPNとのインタビューで、それについて否定している。

「実際には、そんな契約は存在していなかった。だから僕がオファーを蹴ったというのも、事実ではないんだ」

 結局、21-22シーズンは1年590万ドルでボストン・セルティックスと契約を結び、チームに馴染めないまま、2月にヒューストン・ロケッツにトレードという、尻つぼみの1年となってしまった。
 
 そうして迎えた、古巣でのセカンドチャンス。

「僕は勝利のため、そしてやり残したことを終わらせるために、どんなことでもするつもりだ」というシュルーダーの言葉からは、不完全燃焼だった咋シーズンを払拭し、NBAでもう一旗上げたい、という強い思いがうかがえる。しかもチームを率いるのは、ルーキー時代から自分を知る指揮官だ。

 29歳という脂の乗った時期、ドイツ出身の司令塔は思う存分、暴れてくれることだろう。

文●小川由紀子
 
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