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NBA

2シーズンぶりに復帰するレナード、初戦の相手レイカーズの開幕戦は「観なかった」。自身のプレーに集中して初陣へ<DUNKSHOOT>

秋山裕之

2022.10.21

 タロン・ルーHC(ヘッドコーチ)はレイカーズ戦に向けて、「我々はしっかりと戻らなければ」と、相手のトランジションを警戒していた。

「(レイカーズは)トランジションがあるから、ターンオーバーはできない。彼らはトランジションで33得点を奪っていた。だから速やかに戻らなければならない。(得点して)喜んでもいられないし、ターンオーバーをしてはいけない。ブロン(レブロン)とラス(ウエストブルック)がすぐさま向かってくるからね。我々としてはできるだけイージーバスケットを奪い去る必要がある。自分たちのディフェンスをしっかり固めておかないといけない」
 
 クリッパーズはリーグ最高クラスの選手層の厚さを誇るとはいえ、レイカーズも初戦で黒星を喫しているだけに、今季初勝利を手にするべく積極果敢に向かってくるはず。初戦ではレブロンとデイビス、ウエストブルックのビッグ3だけでファストブレイクから24得点を奪っていたことを考慮すると、ルーHCの言うようにオフェンスではターンオーバーを極力減らし、相手の速攻を防ぐことが勝利に向けたカギとなる。

 同じホームアリーナ(クリプトドットコム・アリーナ)を使用する両チームはスター選手も豊富。LAの看板をかけた今季第1ラウンドは必見だ。

文●秋山裕之(フリーライター)

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