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NBA

“レブロン以来”の鮮烈デビューを飾ったバンケロに高まる期待!本人は「もっと色々なプレーを繰り出せるようにしたい」<DUNKSHOOT>

小川由紀子

2022.10.21

 チームメイトで2年目のジェイレン・サッグスは、「彼は自分の持ち味を発揮できていた。自分の得意なスポットに入り、トランジションで走っていた。彼はフィジカルだし、リバウンドも取ってくれた。やるべきことをしっかりやっていた。パオロは素晴らしい仕事をしてくれたよ」と後輩を労う。

「これからも彼と一緒に、自分たちは成長し続ける。そのためにもこうした瞬間はとても重要だ。すべてはチームとして成長するためにある。そして今夜、彼は自分ができることをたくさん見せてくれた」

 昨年ルーキーだった(2021年5位指名)サッグスもすっかり先輩風だが、マジックのスターティング5には、彼とドラフト同期(21年8位指名)で同じ2001年生まれのフランツ・ヴァグナーもいる。この夏のユーロバスケットではドイツ代表の銅メダル獲得に大きく貢献し、飛躍的に成長しているヴァグナーも、開幕戦で20得点、5アシスト。サッグスも21得点と、マジックのヤングスリーは今季、大いに暴れてくれそうだ。
 
 奇しくも相手のピストンズには昨年のドラフト1位指名のケイド・カニングハムがいたから、開幕戦から“新旧ドラ1対決”の実現となったが、カニングハムも18得点に加え、ゲームハイの10アシストとプレーメーカーぶりを発揮。とりわけ、108-107と1点差に迫られた試合残り11.6 秒の場面で、ドライブからシュートと見せかけてコーナーのアイザイア・スチュワートの3ポイントを演出したプレーは秀逸だった。ここで4点差に広げたことが、ピストンズの勝利を決定づけた。

「レイアップを3本外したし、決められたシュートもあったから、まだまだやるべきことはたくさんある」と反省も忘れなかったバンケロだが、「今日の自分のプレーにはがっかりしていない」と手応えも感じていた。

「試合を通して、もっともっと色々なプレーを繰り出せるようにしたい」という言葉通り、マジックの未来を担う大器は、今後もあっと驚くようなパフォーマンスを見せてくれるに違いない。

文●小川由紀子
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