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NBA

アップグレードされた“デス・ラインナップ”に自信を見せるカリー「今シーズンはもっと多くの時間で用いることができる」<DUNKSHOOT>

秋山裕之

2022.10.21

黄金時代を築いた“元祖デス・ラインナップ”に、ウィギンズやプールを加えた強力な布陣で連覇を狙うウォリアーズ。(C)Getty Images

黄金時代を築いた“元祖デス・ラインナップ”に、ウィギンズやプールを加えた強力な布陣で連覇を狙うウォリアーズ。(C)Getty Images

 現地時間10月18日の新シーズン開幕戦、ゴールデンステイト・ウォリアーズはホームのチェイス・センターでロサンゼルス・レイカーズに123-109で勝利した。

 この試合、ウォリアーズはステフィン・カリーがゲームハイの33得点に6リバウンド、7アシスト、4スティール、アンドリュー・ウィギンズが20得点、6リバウンド、4アシスト、クレイ・トンプソンが18得点、3アシスト、ジョーダン・プールが12得点、7アシストと期待の主軸が躍動。

 さらに、ケボン・ルーニーが7得点、6リバウンド、ドレイモンド・グリーンが4得点、5リバウンド、5アシスト、ベンチからは新加入組のドンテ・ディヴィンチェンゾが8得点、2アシスト、ジャマイケル・グリーンが8得点、7リバウンド、2シーズンぶりの復帰を果たしたジェームズ・ワイズマンが8得点、7リバウンドで勝利に貢献した。

 ウォリアーズといえば、流れを変えたい場面や勝負所で送り込む“デス・ラインナップ”が有名だが、それは今季も健在なようだ。
 
 2015年から19年にかけて5年連続でNBAファイナルへ進出した時代は、カリー、トンプソン、ドレイモンド、アンドレ・イグダーラに、ハリソン・バーンズ(現サクラメント・キングス)またはケビン・デュラント(現ブルックリン・ネッツ)の5人が勝負所で起用。それが昨季はカリー、トンプソン、ドレイモンドにウィギンズとプールという布陣で、頂点まで駆け上がったのは記憶に新しい。

 カリーはこの“デス・ラインナップ”について、昨季よりも威力が増すと話している。

「まずはクレイがシーズン最初からいること。彼はまだ出場時間に制限があり、フルタイムで出場可能ではない。けど昨シーズンの彼は(今年の)1月までいなかった。それにドレイモンドも長い間ケガでいなかった。

 だから、レギュラーシーズンの間に、僕らはあれ(デス・ラインナップ)を多くの時間で用いることができなかったんだ。プレーオフになって少し上手くいったけど、苦しんだこともあって僕らはそのことを把握した。それが今シーズンはもっと多くの時間で、もっと頻繁に用いることができる」
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