27日のシャーロット・ホーネッツ戦前。『NBC Sports Bay Area』でウォリアーズのアナリストを務めるクリス・マリンは『Comcast Business』へこう話していた。

「ウエストのチームには大きな懸念がある。それは２人のベストプレーヤーを欠いたウォリアーズを倒せないからだ。（あの試合では）プレーオフの雰囲気があったから、私にとっては大きな１勝だった。

　そしてウォリアーズがプレーオフへ進んだ時、彼らはスターターがもっと多くのミニッツを手にすることになる。２連戦もない。だから私としては、ウォリアーズを７戦シリーズ（４戦先勝）で倒せるチームはウエストにないね」
  　今季のウォリアーズはここまでフェニックス・サンズとニューオリンズ・ペリカンズに２戦２敗しているものの、来年４月に開幕するプレーオフまで多くの時間が残されている。

　これから先、カリーとウィギンズが復帰し、主力を酷使せずにレギュラーシーズンを戦い抜き、主力が万全のコンディションでプレーオフを迎えられれば、連覇は十分可能なはずだ。

文●秋山裕之（フリーライター）