もっとも、オラジュワンは決してオフェンス一辺倒な選手ではない。NBAが昨年12月13日に主要アウォードのトロフィー名を改称した際、最優秀守備選手賞(DPOY)には“アキーム・オラジュワン・トロフィー”という名が冠された。
キャリア平均21.8点、11.1リバウンド、2.5アシスト、1.7スティール、3.1ブロックを残してきた名センターは、オールディフェンシブチームに9度選ばれており、1993、94年にDPOYを獲得したほか、リバウンド王に2度、ブロック王も3度獲得。1990年3月29日のミルウォーキー・バックス戦ではNBA史上4人しか達成していないクァドラプルダブル(18得点、16リバウンド、10アシスト、11ブロック)も達成している。
「偉大なバスケットボールチームというのは、そのディフェンス力で決まる。そして偉大なチームには、必ずエリートクラスのディフェンスの支えとなる選手がいるんだ」とリリースのなかで話していたオラジュワン。通算1万3748リバウンドはNBA歴代14位、2162スティールは同10位、そして3830ブロックは堂々1位を誇っており、リムプロテクターとして申し分ない実績を残してきた。
オラジュワンは「これぞ王冠だ。あれ(ディフェンス)が私のキャリアを固めてくれたんだ。それ以上高いものになることはない」と、自身の名へ改称されたDPOYトロフィーについて誇らしげに同メディアへ語っていた。
オラジュワンは通算2万6511得点や1万3382リバウンド、2088スティール、3740ブロック、1177試合出場、4万2844分など、数多くの部門でロケッツのフランチャイズ記録を保持しており、今もなお球団史上最高の選手として、絶大な知名度を誇っていると言えるだろう。
文●秋山裕之(フリーライター)
【PHOTO】ロッドマン、ジョーダン、アイバーソン、シャック…NBA史に残る偉大なレジェンドたち!
キャリア平均21.8点、11.1リバウンド、2.5アシスト、1.7スティール、3.1ブロックを残してきた名センターは、オールディフェンシブチームに9度選ばれており、1993、94年にDPOYを獲得したほか、リバウンド王に2度、ブロック王も3度獲得。1990年3月29日のミルウォーキー・バックス戦ではNBA史上4人しか達成していないクァドラプルダブル(18得点、16リバウンド、10アシスト、11ブロック)も達成している。
「偉大なバスケットボールチームというのは、そのディフェンス力で決まる。そして偉大なチームには、必ずエリートクラスのディフェンスの支えとなる選手がいるんだ」とリリースのなかで話していたオラジュワン。通算1万3748リバウンドはNBA歴代14位、2162スティールは同10位、そして3830ブロックは堂々1位を誇っており、リムプロテクターとして申し分ない実績を残してきた。
オラジュワンは「これぞ王冠だ。あれ(ディフェンス)が私のキャリアを固めてくれたんだ。それ以上高いものになることはない」と、自身の名へ改称されたDPOYトロフィーについて誇らしげに同メディアへ語っていた。
オラジュワンは通算2万6511得点や1万3382リバウンド、2088スティール、3740ブロック、1177試合出場、4万2844分など、数多くの部門でロケッツのフランチャイズ記録を保持しており、今もなお球団史上最高の選手として、絶大な知名度を誇っていると言えるだろう。
文●秋山裕之(フリーライター)
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