専門5誌オリジナル情報満載のスポーツ総合サイト

  • サッカーダイジェスト
  • WORLD SOCCER DIGEST
  • スマッシュ
  • DUNK SHOT
  • Slugger
NBA

「絶対にない」ドンチッチがレブロンの記録超えを否定。その理由は「スロベニアの農園に戻っている方がいい」から?<DUNKSHOOT>

秋山裕之

2023.01.13

 先週、記者からレブロンの得点記録に挑戦するのか聞かれたドンチッチは、「オッズってこと? (ラス)ベガスで聞くべきでしょ」と切り返し、「いつだって可能性はある。でも本当に難しいことだろうね」と語っていた。

 さらにクリスマスゲーム後には、レブロンの記録に追いつく可能性がある選手がいるかという質問が飛ぶ前に、「僕だと言うなら、それは絶対にないよ。だって僕はそんなに長くプレーしないから」と発していたと、米スポーツ専門局『ESPN』のティム・マクマホン記者が報じている。

 レブロンはプロ1年目から20シーズン連続で平均20点以上を残しており、2007年1月6日からなんと1128試合連続(レギュラーシーズン限定)で2桁得点を記録し続けている。現役(※継続中の記録)でレブロンに次ぐのは、ドンチッチの206試合。この数字も十分立派なのだが、“キング”の記録がすでに金字塔と言っていいほど抜きん出ていることが分かるだろう。
 
「20年間もプレーしているか分からないね。バスケットボールをプレーするにはものすごく長いよ。僕ならスロベニアにある自分の農園に戻っている方がいいかな」

 ドンチッチがそう語るのも無理はない。レブロンの得点記録を突破するためには、少なくともあと15年、それもトップパフォーマンスを維持し続けなければ到底辿り着けないからだ。

 そのレブロンは、12日に発表されたオールスターのファン投票第2回途中経過で、前週に続いてリーグトップの482万5229票を獲得している。依然として絶大な人気を誇っており、今年の球宴でも世界中のファンを大いに楽しませてくれるに違いない。

文●秋山裕之(フリーライター)
NEXT
PAGE

RECOMMENDオススメ情報

MAGAZINE雑誌最新号