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NBA

アデバヨはオールスターに興味なし?ファン投票で圏外、現地メディアは落選予想も「僕が気にかけているのは勝利だけ」<DUNKSHOOT>

秋山裕之

2023.01.16

 今年アデバヨが、自身2度目のオールスター入りを果たす可能性は決してゼロではないはず。今季ここまで平均20.0点、10.0リバウンド以上を残しているのは、自身とヤニス・アデトクンボ(ミルウォーキー・バックス)、ニコラ・ヨキッチ(デンバー・ナゲッツ)、ジュリアス・ランドル(ニューヨーク・ニックス)の4選手しかいない。

 だが、アデトクンボとヨキッチはスターター枠でのオールスター選出が確実視され、ランドルとアデバヨによるイーストのリザーブ最終枠争いは、ランドルが制するだろうと『The Athletic』が12日の記事で予想していた。

 同メディアがイーストのオールスターメンバーとしてセレクトしたのは、スターター枠としてタイリース・ハリバートン(インディアナ・ペイサーズ)、ドノバン・ミッチェル(クリーブランド・キャバリアーズ)、アデトクンボ、ジョエル・エンビード(フィラデルフィア・セブンティシクサーズ)、デュラント。

 リザーブ枠はジェイソン・テイタム、ジェイレン・ブラウン(いずれもボストン・セルティックス)、バトラー、デマー・デローザン(シカゴ・ブルズ)、パスカル・シアカム(トロント・ラプターズ)、ドリュー・ホリデー(バックス)、そして最後の枠にランドルが入っていた。
 
 ニックスはイースト6位の25勝19敗(勝率56.8%)で、ランドルはいずれもキャリアハイとなる平均24.5点、10.5リバウンドをマーク。

 オフェンス面こそランドルに分があるとはいえ、ディフェンスに関してはオールスイッチが可能で、リムプロテクターも務めるアデバヨに分があるのだが、今季フル出場しているランドルに対し、アデバヨはヒザや足首、手首を痛めたことで計5試合を欠場。その点が決め手になると同メディアは評している。

 ただ、リザーブメンバーは各チームのHC投票によって決まるため、ランドルよりもアデバヨを高く評価する指揮官がいるのであれば、選ばれる可能性も十分にあるのではないだろうか。

文●秋山裕之(フリーライター)

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