さらにゲイは、2人の過小評価されている能力についても分析している。
「彼(エンビード)がリバウンドとスコアリング以外の面でスタッツシートを埋め尽くすことはないだろ?でも彼はプレーメークもできるし、それはあまり知られてはいない。一方でヨキッチはスコアラーというよりもプレーメーカーの役目を果たしている。ただ彼はすごく有能なスコアラーでもある。彼は実質的なポイントガードなんだ」
ゲイの言う通り、エンビードはアシスト面でも2年連続で平均4.2本とビッグマンとしては高水準の数字を残している。しかし、ヨキッチは6シーズン連続で平均6本以上とこの部門では突出。さらに今季は並み居るガード陣を抑えてリーグ2位と、タイトルも狙える位置につけている。
ゲイはそんなヨキッチを、ウォリアーズのオールラウンダー、ドレイモンド・グリーンを引き合いに出し、「彼はまるでドレイモンドの進化版だ」と評していた。
ただし、“どちらが最も支配的なのか”というテーマに沿った答えとしては「エンビードだね」と回答。「彼は現在のリーグで最も支配的な選手だ」と、どちらに対しても最高級の評価を与えた。
1月27日に『NBA.com』で公開された最新版のMVP候補ランキングでは、ヨキッチが1位の座をキープする傍ら、エンビードが3位から2位に浮上。今季も両雄が有力候補の筆頭に挙げられている。
ヨキッチが3シーズン連続でMVPに輝くのか、それともエンビードの初受賞はあるのか。2大ビッグマンの争いから今後も目が離せない。
文●秋山裕之(フリーライター)
「彼(エンビード)がリバウンドとスコアリング以外の面でスタッツシートを埋め尽くすことはないだろ?でも彼はプレーメークもできるし、それはあまり知られてはいない。一方でヨキッチはスコアラーというよりもプレーメーカーの役目を果たしている。ただ彼はすごく有能なスコアラーでもある。彼は実質的なポイントガードなんだ」
ゲイの言う通り、エンビードはアシスト面でも2年連続で平均4.2本とビッグマンとしては高水準の数字を残している。しかし、ヨキッチは6シーズン連続で平均6本以上とこの部門では突出。さらに今季は並み居るガード陣を抑えてリーグ2位と、タイトルも狙える位置につけている。
ゲイはそんなヨキッチを、ウォリアーズのオールラウンダー、ドレイモンド・グリーンを引き合いに出し、「彼はまるでドレイモンドの進化版だ」と評していた。
ただし、“どちらが最も支配的なのか”というテーマに沿った答えとしては「エンビードだね」と回答。「彼は現在のリーグで最も支配的な選手だ」と、どちらに対しても最高級の評価を与えた。
1月27日に『NBA.com』で公開された最新版のMVP候補ランキングでは、ヨキッチが1位の座をキープする傍ら、エンビードが3位から2位に浮上。今季も両雄が有力候補の筆頭に挙げられている。
ヨキッチが3シーズン連続でMVPに輝くのか、それともエンビードの初受賞はあるのか。2大ビッグマンの争いから今後も目が離せない。
文●秋山裕之(フリーライター)
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