平均10.6点、4.9リバウンド、1.5アシストの成績で11月を終えた八村は、クリッパーズ戦でレナード、ジョージ、あるいはモーリス・ハークレスとマッチアップすることになるだろう。ただ、レナードはヒザに痛みを感じた場合、欠場する可能性もありそうだ。
もっとも、クリッパーズは29日のサンアントニオ・スパーズ戦で敗北し、連勝が7でストップ。6日からアウェー6連戦が控えていることもあり、ベストメンバーでウィザーズ戦へ臨むことになるだろう。
「次(のクリッパーズ)も優勝候補のひとつなので、この試合みたいにならないよう、僕らもしっかりと戦いたいと思います」と意気込む八村だが、試合を通してチームとしてベストなパフォーマンスを披露できなければ、レイカーズ戦の二の舞になる危険性は十分にある。
クリッパーズはオフェンシブ・レーティング(100ポゼッションあたりの平均得点)でリーグ10位の109.7、ディフェンシブ・レーティング(同失点)でも同10位の103.7と、攻守両面でバランスの良いチームだ。
攻守万能なレナード、ジョージに加え、守備職人のパトリック・ベバリーもいるため、ペリメーターディフェンスは脅威そのもの。ウィザーズのエース、ブラッドリー・ビールに対しては、ベバリーやジョージを交互にマッチアップさせ、徹底的にシャットアウトしてくるはずだ。
ウィザーズとしては、ビールのマークを分散させるためにも、八村とトーマス・ブライアントがアグレッシブなプレーを仕掛ける必要がある。そして勝利のカギを握りそうなのは、ともに3ポイント成功率4割超えの控えビッグマン、ダービス・ベルターンスとモリッツ・ヴァグナーだ。
クリッパーズは被3ポイント成功率こそリーグ12位の35.0%だが、被試投数は同23位の平均35.5本、被成功数も同19位の12.4本と、相手チームに多くの長距離砲を許している。ビールへのダブルチーム対策としては、ボールムーブメントを強化し、3ポイントを多く放つことで打開していきたい。
そのなかで、八村にはレイカーズ戦で見せたような積極果敢なアタックで、レナード&ジョージのスーパースターデュオを相手に真っ向勝負を挑んでほしいところだ。
文●秋山裕之(フリーライター)
もっとも、クリッパーズは29日のサンアントニオ・スパーズ戦で敗北し、連勝が7でストップ。6日からアウェー6連戦が控えていることもあり、ベストメンバーでウィザーズ戦へ臨むことになるだろう。
「次(のクリッパーズ)も優勝候補のひとつなので、この試合みたいにならないよう、僕らもしっかりと戦いたいと思います」と意気込む八村だが、試合を通してチームとしてベストなパフォーマンスを披露できなければ、レイカーズ戦の二の舞になる危険性は十分にある。
クリッパーズはオフェンシブ・レーティング(100ポゼッションあたりの平均得点)でリーグ10位の109.7、ディフェンシブ・レーティング(同失点)でも同10位の103.7と、攻守両面でバランスの良いチームだ。
攻守万能なレナード、ジョージに加え、守備職人のパトリック・ベバリーもいるため、ペリメーターディフェンスは脅威そのもの。ウィザーズのエース、ブラッドリー・ビールに対しては、ベバリーやジョージを交互にマッチアップさせ、徹底的にシャットアウトしてくるはずだ。
ウィザーズとしては、ビールのマークを分散させるためにも、八村とトーマス・ブライアントがアグレッシブなプレーを仕掛ける必要がある。そして勝利のカギを握りそうなのは、ともに3ポイント成功率4割超えの控えビッグマン、ダービス・ベルターンスとモリッツ・ヴァグナーだ。
クリッパーズは被3ポイント成功率こそリーグ12位の35.0%だが、被試投数は同23位の平均35.5本、被成功数も同19位の12.4本と、相手チームに多くの長距離砲を許している。ビールへのダブルチーム対策としては、ボールムーブメントを強化し、3ポイントを多く放つことで打開していきたい。
そのなかで、八村にはレイカーズ戦で見せたような積極果敢なアタックで、レナード&ジョージのスーパースターデュオを相手に真っ向勝負を挑んでほしいところだ。
文●秋山裕之(フリーライター)