一方、今季最長の11連勝を飾ったバックスは、15日を終えた時点でイースタン・カンファレンス2位の40勝17敗(勝率70.2%)。首位セルティックスとは1.0ゲーム差で射程圏内にいるものの、アデトクンボはトップシード獲得にはあまりこだわりを持っていないようだ。
「僕らはいいバスケットボールをプレーしている。僕が気にしているのはそこだけだ。1位で終えたらいいことだし、2位だとしても最高。3位であってもいいんじゃないかな。本当に関係ないのさ。最終的に、チャンピオンシップを勝ち取るため、強敵たちと対戦するために準備していかなきゃいけないってことさ」
レギュラーシーズンでリーグベストの戦績を残せば、プレーオフではNBAファイナルまでホームコート・アドバンテージを保持することができる。カンファレンス首位に立てば、少なくともカンファレンス・ファイナルまでは、同様にアドバンテージを手にできる。
だがアデトクンボは「誰もチャンピオンシップを与えてはくれないんだ。自分たちで勝ち取らなきゃいけない。簡単な道のりにはならないよ」と、あくまで優勝へのプロセスにフォーカスしている。
イーストにはジョエル・エンビードとジェームズ・ハーデンを擁する3位フィラデルフィア・76ers、加入1年目のドノバン・ミッチェルを中心に4位につけるクリーブランド・キャバリアーズ、昨季ファイナル進出まであと1勝に迫ったマイアミ・ヒート(7位)などが虎視眈々と上位を狙っている。それでも、健康体を維持できるのであれば、やはり本命はセルティックスかバックスというのが大方の予想だ。
「僕らがレギュラーシーズンを何位で終えようと、個人的には気にしない。大事なのはチームがいい習慣を積み上げているか、チームとしてベストなバスケットボールができているか、ベストなディフェンスができているかなんだ。そのなかで、最終的に自分たちが勝ち取れるポジションへ辿り着いているといいね」
オールスターブレイクを前に、そう決意を語ったアデトクンボ。2シーズンぶりの覇権奪回に向けて、順調に白星を重ねるバックスだが、大黒柱を中心に慢心はなさそうだ。
文●秋山裕之(フリーライター)
「僕らはいいバスケットボールをプレーしている。僕が気にしているのはそこだけだ。1位で終えたらいいことだし、2位だとしても最高。3位であってもいいんじゃないかな。本当に関係ないのさ。最終的に、チャンピオンシップを勝ち取るため、強敵たちと対戦するために準備していかなきゃいけないってことさ」
レギュラーシーズンでリーグベストの戦績を残せば、プレーオフではNBAファイナルまでホームコート・アドバンテージを保持することができる。カンファレンス首位に立てば、少なくともカンファレンス・ファイナルまでは、同様にアドバンテージを手にできる。
だがアデトクンボは「誰もチャンピオンシップを与えてはくれないんだ。自分たちで勝ち取らなきゃいけない。簡単な道のりにはならないよ」と、あくまで優勝へのプロセスにフォーカスしている。
イーストにはジョエル・エンビードとジェームズ・ハーデンを擁する3位フィラデルフィア・76ers、加入1年目のドノバン・ミッチェルを中心に4位につけるクリーブランド・キャバリアーズ、昨季ファイナル進出まであと1勝に迫ったマイアミ・ヒート(7位)などが虎視眈々と上位を狙っている。それでも、健康体を維持できるのであれば、やはり本命はセルティックスかバックスというのが大方の予想だ。
「僕らがレギュラーシーズンを何位で終えようと、個人的には気にしない。大事なのはチームがいい習慣を積み上げているか、チームとしてベストなバスケットボールができているか、ベストなディフェンスができているかなんだ。そのなかで、最終的に自分たちが勝ち取れるポジションへ辿り着いているといいね」
オールスターブレイクを前に、そう決意を語ったアデトクンボ。2シーズンぶりの覇権奪回に向けて、順調に白星を重ねるバックスだが、大黒柱を中心に慢心はなさそうだ。
文●秋山裕之(フリーライター)
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