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NBA

八村塁が高校以来のセンター起用で15得点・6リバウンド。チームはマジックに敗れて3連敗

秋山裕之

2019.12.04

ブロックを受けるシーンもあったが、八村は貪欲にゴール下へアタックを仕掛けて得点を重ねた。(C)Getty Images

ブロックを受けるシーンもあったが、八村は貪欲にゴール下へアタックを仕掛けて得点を重ねた。(C)Getty Images

 前半、3ポイントが不調だったウィザーズは、54-68と14点差で迎えた後半開始早々に、ベルターンスが3本連続で3ポイントを決めて逆転に成功。しかしマジックはゴードン、エバン・フォーニエらの3ポイントで応戦し、再びリードを奪い返す。

 八村は第3クォーター序盤、マーケル・フルツに目の前でジャンパーを許すも、直後のオフェンスで先陣を切ってレイアップを決め、見事な切り替えを見せた。

 第4クォーターに入り、徐々にマジックが点差を広げる中、八村は183cmのDJ・オーガスティン相手にミスマッチを突いてショットを狙おうとするも、良いポジションを奪えず、ファウルを吹かれるシーンも。

 その後、八村はジョーダン・マクレーのアシストからレイアップを決めたが、マジックの勢いを止めることができず、ウィザーズは120-127で敗戦。これで3連敗となった。
 
 勝利したマジックはフォーニエが31得点、高確率にショットを沈めたオーガスティンが24得点、6リバウンド、フルツがキャリアハイの20得点、6アシスト、ゴードンが18得点、11リバウンドのダブルダブルをマーク。

 一方のウィザーズは、ビールがゲームハイの42得点、ベルターンスが21得点、アイザイア・トーマスが20得点、7アシストをあげた。

 八村は自己最長の38分30秒プレーして15得点、6リバウンド、4アシスト、4ファウル。フィールドゴール50%(6/12)、3ポイント0%(0/3)、フリースロー100%(3/3)というスタッツだった。

 3連敗(6勝13敗)で借金が今季最多の7に膨らんだウィザーズは、5日(同6日)にホームでフィラデルフィア・セブンティシクサーズと対戦する。

文●秋山裕之(フリーライター)
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