2012年のドラフト1巡目全体6位でブレイザーズから指名されたリラードが掲げる理想のシナリオは今も変わらない。それはダーク・ノビツキー(元ダラス・マーベリックス)やヤニス・アデトクンボ(ミルウォーキー・バックス)、ステフィン・カリー(ゴールデンステイト・ウォリアーズ)のように、ドラフト指名された球団をNBAチャンピオンに導くことだ。
「俺は自分自身でそれをやり遂げたいという道筋がある。俺にはそれを実現させたいというスタンスがあるんだ。けど、このビジネスでは何が起こるかなんて誰にも分からない」
本人がそう語っていたように、ブレイザーズへの忠誠心は健在だが、来季以降の去就が不透明とも受け取れる発言をしていたことも事実。
リラードは昨年7月に2年1億2200万ドル(当時のレートで約165億9200万円)という超巨額な契約を締結。これにより、2025-26シーズン(26-27シーズンはプレーヤーオプション)まではブレイザーズの契約下にいる。
チームはシーズン途中まで勝率5割を維持していただけに、主力が健康体を維持していれば、現在もポストシーズン争いを演じていたのかもしれない。
ただ、リラードとサイモンズのガードデュオの得点力を武器とするスタイルに、フロントが限界を感じたとしてもおかしくはない。今夏にブレイザーズがどんな動きを見せるか興味深いところだ。
文●秋山裕之(フリーライター)
「俺は自分自身でそれをやり遂げたいという道筋がある。俺にはそれを実現させたいというスタンスがあるんだ。けど、このビジネスでは何が起こるかなんて誰にも分からない」
本人がそう語っていたように、ブレイザーズへの忠誠心は健在だが、来季以降の去就が不透明とも受け取れる発言をしていたことも事実。
リラードは昨年7月に2年1億2200万ドル(当時のレートで約165億9200万円)という超巨額な契約を締結。これにより、2025-26シーズン(26-27シーズンはプレーヤーオプション)まではブレイザーズの契約下にいる。
チームはシーズン途中まで勝率5割を維持していただけに、主力が健康体を維持していれば、現在もポストシーズン争いを演じていたのかもしれない。
ただ、リラードとサイモンズのガードデュオの得点力を武器とするスタイルに、フロントが限界を感じたとしてもおかしくはない。今夏にブレイザーズがどんな動きを見せるか興味深いところだ。
文●秋山裕之(フリーライター)
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