今季のジャクソンJr.は、フロアにいる時間帯で相手チームのフィールドゴールのうち9.7%をブロックで仕留めている。これは1973-74シーズンにブロックショットが公式スタッツとして認定されてから、6番目に高い数字だ。
グリズリーズは開幕からジャクソンJr.不在の期間、ディフェンシブ・レーティングがリーグ20位だったが、彼の復帰後は数値が改善され、シーズン全体でリーグ3位の110.6。そしてこの男がフロアにいる時間帯は、106.5という高数字を叩き出している。
4月2日に『NBA.com』へ掲載された今季のアウォード予想でも、DPOYはジャクソンJr.とブルック・ロペス(バックス)の2選手へ二分されていることから、ジャクソンJr.が初のアウォードを手にする可能性は十分あると言えるだろう。
記事のなかで、ブライアン・マーティン記者は「ジャクソンJr.はここ15シーズンで初となる平均3.0ブロック、1.0スティール以上を残す初の選手になるだろう。彼はリーグトップのリムプロテクターで、バスケット付近で相手のFG成功率を46.7%に抑えている。しかもペイント内で味方をカバーし、ペイント外でも守れる。19%はガード陣とマッチアップしていて、FG成功率36%に封じている」と評している。
さらに、ジョン・シューマン記者も「ジャクソンJr.はグリズリーズのディフェンスで強烈なインパクトを与えている。彼が不在の時と比較すると、フロアにいれば100ポゼッションあたり5.8点も少なく抑えている」と高評価。
昨季のDPOY投票でも1位票10を含む計99ポイントを獲得して5位に入ったジャクソンJr.は「僕には相手選手がいつショットを繰り出したいか、そのタイミングがわかっている。フローターのタイミングやレイアップ、ヘジテーションからの動きとかもね」と話しており、特にブロックショットには絶対的な自信を持っている。
もしジャクソンJr.がDPOYに輝けば、2013年のマルク・ガソルに次いで球団史上2人目の快挙だ。
対抗馬のロペスは58勝23敗(勝率71.6%)でリーグベストの戦績を誇るバックスで、78試合に先発出場。チーム戦績と出場試合数ではロペスに分があるものの、個人成績ではジャクソンJr.が優勢だけに、ガソル以来のDPOYを勝ち取るか注目だ。
文●秋山裕之(フリーライター)
【PHOTO】NBA最強の選手は誰だ?識者8人が選んだ21世紀の「ベストプレーヤートップ10」を厳選ショットで紹介!
グリズリーズは開幕からジャクソンJr.不在の期間、ディフェンシブ・レーティングがリーグ20位だったが、彼の復帰後は数値が改善され、シーズン全体でリーグ3位の110.6。そしてこの男がフロアにいる時間帯は、106.5という高数字を叩き出している。
4月2日に『NBA.com』へ掲載された今季のアウォード予想でも、DPOYはジャクソンJr.とブルック・ロペス(バックス)の2選手へ二分されていることから、ジャクソンJr.が初のアウォードを手にする可能性は十分あると言えるだろう。
記事のなかで、ブライアン・マーティン記者は「ジャクソンJr.はここ15シーズンで初となる平均3.0ブロック、1.0スティール以上を残す初の選手になるだろう。彼はリーグトップのリムプロテクターで、バスケット付近で相手のFG成功率を46.7%に抑えている。しかもペイント内で味方をカバーし、ペイント外でも守れる。19%はガード陣とマッチアップしていて、FG成功率36%に封じている」と評している。
さらに、ジョン・シューマン記者も「ジャクソンJr.はグリズリーズのディフェンスで強烈なインパクトを与えている。彼が不在の時と比較すると、フロアにいれば100ポゼッションあたり5.8点も少なく抑えている」と高評価。
昨季のDPOY投票でも1位票10を含む計99ポイントを獲得して5位に入ったジャクソンJr.は「僕には相手選手がいつショットを繰り出したいか、そのタイミングがわかっている。フローターのタイミングやレイアップ、ヘジテーションからの動きとかもね」と話しており、特にブロックショットには絶対的な自信を持っている。
もしジャクソンJr.がDPOYに輝けば、2013年のマルク・ガソルに次いで球団史上2人目の快挙だ。
対抗馬のロペスは58勝23敗(勝率71.6%)でリーグベストの戦績を誇るバックスで、78試合に先発出場。チーム戦績と出場試合数ではロペスに分があるものの、個人成績ではジャクソンJr.が優勢だけに、ガソル以来のDPOYを勝ち取るか注目だ。
文●秋山裕之(フリーライター)
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