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NBA

来日中のNBAレジェンドが八村塁に太鼓判!4度の優勝で最も感慨深いのは「すべてが印象に残っている」“あの”シーズン

ダンクシュート編集部

2019.12.07

イベントの最後はパーカーが会場全員とセルフィー。ファン対応もさすがのスターぶりだった。写真:徳原隆元

イベントの最後はパーカーが会場全員とセルフィー。ファン対応もさすがのスターぶりだった。写真:徳原隆元

 ファイナルでは自慢の“ビューティフルバスケット”が完全に華を開き、レブロン・ジェームズ、ドゥエイン・ウェイド、クリス・ボッシュのビッグ3擁するマイアミ・ヒートを一蹴。前年に逆転負けの苦杯を喫した相手を完膚なきまでに叩きのめした末の優勝は、百戦錬磨のパーカーにとっても格別の思いがあるようだ。

 そんなパーカーも、NBA入り当初は海外出身者(フランス)としての苦労を経験した。

「当時は海外出身の選手が今ほどいなかったので、まずリスペクトを勝ち取る必要があった。NBA入りする前から試合はたくさん観て勉強して、知識を得た状態で挑むようにした。当時フランスではNBAを目指すと言ったらクレイジーだと言われたけど、夢を大きく持って挑むことで自身の地位を確立することができた」
 
 そして、自身と同じく海外出身のルーキーとして、1年目からチームの主力を務めている八村について問われると、「非常に良いルーキーイヤーを送っている」と好評価を与えた。具体的な長所として挙げたのは「オールラウンドな部分とアンセルフィッシュ(献身的、利他的)なところ」。「出場時間を多く与えられているのでその分、成長も早い。これから長いキャリアを送れる選手になると思う」と、今後の伸びしろについても太鼓判を押した。

 この日行なわれたパブリックビューイングイベントでは、その八村が所属するワシントン・ウィザーズが、ホームに強豪フィラデルフィア・76ersを迎えた一戦を放映。パーカーはハーフタイムに登場したほか、後半に再びファンの前に姿を現わし、自身のサイン入りユニフォームの抽選会などで会場を盛り上げた。

 試合は前半に流れを引き寄せたウィザーズが後半もリードを守り切り、格上相手に価値ある勝利。自身最長の43分プレーし、チーム最多27得点をあげた八村の活躍もあって、イベントは大盛況のうちに幕を閉じた。

構成●ダンクシュート編集部
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