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NBA

渡邊雄太、NBA5年目は「間違いなくベストシーズン」。一方で痛感した課題も「自分はチームメイトに依存する」<DUNKSHOOT>

萩原誠(ダンクシュート編集部)

2023.05.01

デュラント(右)、アービング(中央)とともに躍動した前半戦は、チームも12連勝を飾るなど優勝候補に挙げられた。(C)Getty Images

デュラント(右)、アービング(中央)とともに躍動した前半戦は、チームも12連勝を飾るなど優勝候補に挙げられた。(C)Getty Images

 しかし、その2月にデュラントとアービングが電撃トレードでチームを去ると、それぞれの対価で加入してきた新加入選手たちに押し出される形で、渡邊の出番は激減。好調の前半戦から一転、苦しい後半戦を過ごすこととなった。

「トレードがあったことは仕方がないんで、あんまり“たられば”を言ってもしょうがないんですが、正直『彼らがチームに残っていたらどうなっていたか』『今頃(プレーオフで)まだプレーしてるのかな』っていうのは、思うことはあります。ただトレード後に来た選手ともすぐに打ち解けて、彼らも本当にいい人たちばかりだったので、彼らとバスケするのがすごく楽しかったし、自分のプレータイムがなくなったのは、やっぱりあれだけウイングの選手がやってきて、もうしょうがないっていうふうに思っていました」

「過去4年間は試合に出れなかった時間の方が多かったので、今までと同じことやり続けようっていうふうに、すぐに気持ちを切り替えた」という渡邊だが、一方で胸の内では歯がゆい思いも当然あったという。
 
「正直モチベーションを保つのはすごく大変だったのは事実です。チームによって色々あると思うんですけど、ネッツでは『STAY READY』ていう試合に出てない人たちのグループがあるんです。練習前に集まったり、練習後ちょっと残ったりして、プレーができるコーチ陣を入れて5対5をやったり、少ないと1対1、2対2だったり、試合にいつでも出られるように準備するグループ。

 最初、僕はそこに1回も入ることはなくて、トレードの後からはほぼ毎日その『STAY READY』のグループで、キャム・トーマス、デイロン・シャープ、エドモンド・サムナー、パティ・ミルズら、試合になかなか出られないメンバーと一緒にやってきました。そこは正直、最初自分にとってすごく苦しかったというか、今まで試合に出れていたぶん、今までやってきたことをまた1からやらなきゃいけないのかっていうしんどさはすごくありました」

 それでも渡邊は、「頑張った先には、何かしらのご褒美が絶対返ってくる」との思いで、研鑽を続けたと語る。
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