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NBA

キングスをアップセットし“年寄り発言”を一蹴したウォリアーズ。グリーンは「俺たちを過去として忘れ去るには早すぎる」<DUNKSHOOT>

秋山裕之

2023.05.02

 キングスとの1回戦を突破したウォリアーズがカンファレンス・セミファイナルで対峙するのは、第2シードのメンフィス・グリズリーズを4勝2敗で撃破した第7シードのロサンゼルス・レイカーズ。

 レイカーズのレブロン・ジェームズは、キャリア20年目を迎えた38歳の大ベテランということもあり、シリーズ中にグリズリーズのディロン・ブルックスが「彼は年寄りだ」と発言。ウォリアーズに対しても、キングスのマリーク・モンクが第6戦の勝利後に「彼らはちょっと疲れていた。僕らは彼らより少しは若かったのさ。日曜(第7戦)も同じことをやってやるさ」と、“年寄り”呼ばわりしていたことも印象的だった。
 
 だが、レブロン率いるレイカーズはグリズリーズ、ウォリアーズはキングスという、いずれも新興勢力のチームを1回戦で撃破し、セカンドラウンドへ進出。

 結果として、カリー、トンプソン、グリーンというベテラン陣が中心のウォリアーズ、38歳のレブロンが依然として絶対的なリーダーを務めるレイカーズが勝利したこともあり、シリーズ終了後にグリーンは「俺たちのことを(過去のものとして)忘れ去ろうとはしないことだ。早すぎるからな。ブロン(レブロンの愛称)についてもそうだ」と、キングスとグリズリーズを牽制していた。

 “ベテラン健在”を示し、ともにアップセットでカンファレンス準決勝へと駒を進めたウォリアーズとレイカーズ。スーパースターが揃う見逃し厳禁の両軍の第1戦は、5月2日にウォリアーズの本拠地チェイス・センターで行なわれる。

文●秋山裕之(フリーライター)

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