イグダーラは2013－14～18－19、そして直近２シーズンの計８シーズンをウォリアーズでプレー。主にシックスマンとして攻守両面でチームに不可欠な役割をこなし、ステフィン・カリー、トンプソン、ドレイモンド・グリーンとともに計４度の優勝を経験した。

　2015年にはファイナルMVPにも選ばれており、ウォリアーズというフランチャイズが2010年代以降に最も成功を収めたNBAチームとなる過程で絶大な貢献を見せてきた。
  　ただ、昨年９月に自身のポッドキャスト番組で現役続行を発表した際に「ステフ（カリー）、君には知らせておく。これが最後だ」と話しており、今季終了後に現役引退という噂が流れている。

　現在、イグダーラはプレーオフについてツイートしており、自身の去就については本人からもウォリアーズからも発表されていない。

　ウォリアーズにはイグダーラへ絶大な信頼を置くスティーブ・カーHC（ヘッドコーチ）がいる。もしユニフォームを脱いだとしても、ACとしてチームに残る可能性もあるが、彼はどのような決断を下すのか。

文●秋山裕之（フリーライター）

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