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バスケW杯

スロベニア代表の新主将ドンチッチがW杯へ意気込み「僕らはどんな時でもチャンピオンシップを奪いに行く」<DUNKSHOOT>

秋山裕之

2023.07.30

 今大会に向けて、「ゴールはいつだって同じさ。僕らはどんな時でもチャンピオンシップを奪いに行く。ゴールはそれを勝ち獲ること。僕にとって、ゴールはいつも同じなんだ」と意気込むドンチッチ。この日の会見ではスロベニア代表のキャプテンに就任したことも明らかとなった。

「キャプテンに選ばれて光栄だ。コーチと選手のみんなで決めたんだ。すごく光栄なことだし、誇らしい瞬間だ。ただ僕からすれば、新たな役割というわけじゃない。代表チームのロッカールーム、それにダラスでも、僕はボーカルリーダーを務めてきたんだ」と、これまで通り重責を受け入れ、頂点を目指してチームを引っ張っていく決意を示した。
 
 一方、マブズのほうでは、今オフにアービング、ドワイト・パウエルと再契約を結んだほか、FA戦線でシューターのセス・カリー、ガードのダンテ・エクサムを獲得し、ドラフトを絡めたトレードでリショーン・ホームズ、新人デリック・ライブリー二世という2人のビッグマン、さらにはサイン&トレードで即戦力フォワードのグラント・ウィリアムズも獲得。

 これにはドンチッチも「今は代表チームにいるから、そのことは考えていない。けどダラスは良い一歩を踏み出しているね」と好感触を得ていた。

 ドンチッチとアービングによるオールスターデュオ体制2年目を迎えるマブズの逆襲も楽しみではあるが、まずは優勝候補の一角として期待される今夏W杯。スロベニアのリーダーとして迎える沖縄での戦いに注目していきたい。

文●秋山裕之(フリーライター)
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