「NBAの舞台に立つためにプレーし、トレーニングを続けてきた。でも、いざNBA入りしてみると『君は期待されるレベルに達していない』と言われ、2年契約で俺にはお金もなかった。楽しくなくて『できることなら大学に戻りたい』とさえ言ったよ。NBA入りするために減給されたと思っていた」
低評価から這い上がれた理由について「キャリア初期は、NBAのコートに立てるほどの実力はなかった。自分の不甲斐なさに対する怒りと、ステップアップへの意欲、何時間もジムで映像を観ていたことが俺を奮い立たせた」と語ったアリナス。ケガの影響で予想よりも早く現役引退を余儀なくされたことに関しては「身体が言うことを聞かなかった」と明かした。
現役時代に1億6340万ドル(約236億7000万円)以上を稼いだアリナスだが、引退後の生活を迎えた時期を「悲惨だった」と表現する。
「俺たちは他のアスリート同様に、6、7歳の時からバスケットボールしか知らなかった。俺の身体は自然とシーズンに向けての準備モードに入る。朝5時半に起床して、トレーニング、睡眠、ランチ、トレーニング。また起きて、トレーニングとね。アスリートなら誰でも、シーズンが始まる時期になると不安になっていろんなことをやり始めるんだ。今までバスケットボールに費やしていた時間をどう過ごせばいいんだ?」
お金で幸せは買えない——。アリナスはNBAと引退後の生活で、苦労を経てそのことを学んだと言えそうだ。
構成●ダンクシュート編集部
【PHOTO】NBA最強の選手は誰だ?識者8人が選んだ21世紀の「ベストプレーヤートップ10」を厳選ショットで紹介!
低評価から這い上がれた理由について「キャリア初期は、NBAのコートに立てるほどの実力はなかった。自分の不甲斐なさに対する怒りと、ステップアップへの意欲、何時間もジムで映像を観ていたことが俺を奮い立たせた」と語ったアリナス。ケガの影響で予想よりも早く現役引退を余儀なくされたことに関しては「身体が言うことを聞かなかった」と明かした。
現役時代に1億6340万ドル(約236億7000万円)以上を稼いだアリナスだが、引退後の生活を迎えた時期を「悲惨だった」と表現する。
「俺たちは他のアスリート同様に、6、7歳の時からバスケットボールしか知らなかった。俺の身体は自然とシーズンに向けての準備モードに入る。朝5時半に起床して、トレーニング、睡眠、ランチ、トレーニング。また起きて、トレーニングとね。アスリートなら誰でも、シーズンが始まる時期になると不安になっていろんなことをやり始めるんだ。今までバスケットボールに費やしていた時間をどう過ごせばいいんだ?」
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