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NBA

「やられたい放題だった」相変わらずの守備崩壊に八村塁が警鐘。続くピストンズ戦で連敗ストップなるか

秋山裕之

2019.12.16

往年の輝きを取り戻しピストンズを牽引するローズ。最も警戒が必要な選手だ。(C)Getty Images

往年の輝きを取り戻しピストンズを牽引するローズ。最も警戒が必要な選手だ。(C)Getty Images

 2人の強力ビッグマンのうち、八村がマッチアップするのはグリフィンだ。2011年の新人王であり、昨季を含めてオールスターに6度選出。206㎝、113㎏という屈強な体躯に加え、ポストプレーから3ポイントまでエリアを問わず得点を奪い、さらにプレーメークまでこなせるスーパーオールラウンダーだ。

 今季はここまでフィールドゴール成功率36.7%、3ポイント成功率27.4%と不調で、さらに直近3試合はそれぞれ12.5%、6.3%とさらに状態を落としている。しかし決して油断ならない相手であり、グリフィンを眠ったままにしておくことが八村の重要な仕事となるだろう。
 
 そして今のピストンズで最も注意したいのが、全盛期の輝きを取り戻しつつあるローズだ。

 シックスマンながら第4クォーターにはオフェンスの中核を担い、幾度となくクラッチショットを放り込んでチームを勝利へと導いている。14日のヒューストン・ロケッツ戦では20得点、12アシストをあげ強豪撃破の原動力となっており、ウィザーズは特にローズのドライブを警戒する必要がありそうだ。

 ピストンズ戦でのヴァグナー復帰は厳しそうだが、得点源の1人であるアイザイア・トーマスがふくらはぎの負傷から復帰できる見込み。ウィザーズとしては強みであるオフェンス力を存分に発揮し、勝機を見出したいところだ。

文●秋山裕之(フリーライター)

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