ウエストブルックにとって“自分らしさ”とは、やはり自身の代名詞であり、オクラホマシティ・サンダー時代に3度、ワシントン・ウィザーズ在籍時の2020-21シーズンにも1度達成した“平均トリプルダブル”だという。そして今季、彼が基準値に掲げたスタッツは、3シーズン前にウィザーズで記録した平均22.2点、11.5リバウンド、11.7アシストと同程度のものになる。
「ある人が俺に『本来のお前じゃなきゃ、(平均トリプルダブルなんて)できるわけない』と言ってくる。だが俺と誰か(ロバートソン)だけがそれをやり遂げたんだ。しかも俺はそれを4度もやってきた。だから俺は唯一それを期待することができる人間だし、俺だけがその基準を設定できるんだ」
ウエストブルックはそう語り、久々の偉業達成に自信を覗かせていた。
今季のクリッパーズは、ウエストブルックとともにジョージ、レナード、テレンス・マン、イビツァ・ズバッツが先発陣を形成。ベンチにはボーンズ・ハイランドやノーマン・パウエル、ケニョン・マーティンJr.、ロバート・コビントン、メイソン・プラムリーらが控えており、選手層の厚さはこれまで自身が所属してきたどのチームよりも群を抜いている。
それだけに、もしウエストブルックが平均トリプルダブルを狙うとなれば、ケミストリー崩壊につながる危険性もある。
はたしてウエストブルックは“自分らしさ”と“チームの勝利”を両立させることができるのか。
文●秋山裕之(フリーライター)
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「ある人が俺に『本来のお前じゃなきゃ、(平均トリプルダブルなんて)できるわけない』と言ってくる。だが俺と誰か(ロバートソン)だけがそれをやり遂げたんだ。しかも俺はそれを4度もやってきた。だから俺は唯一それを期待することができる人間だし、俺だけがその基準を設定できるんだ」
ウエストブルックはそう語り、久々の偉業達成に自信を覗かせていた。
今季のクリッパーズは、ウエストブルックとともにジョージ、レナード、テレンス・マン、イビツァ・ズバッツが先発陣を形成。ベンチにはボーンズ・ハイランドやノーマン・パウエル、ケニョン・マーティンJr.、ロバート・コビントン、メイソン・プラムリーらが控えており、選手層の厚さはこれまで自身が所属してきたどのチームよりも群を抜いている。
それだけに、もしウエストブルックが平均トリプルダブルを狙うとなれば、ケミストリー崩壊につながる危険性もある。
はたしてウエストブルックは“自分らしさ”と“チームの勝利”を両立させることができるのか。
文●秋山裕之(フリーライター)
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