近年はポジションレス化、スモールバスケットボール化が進むNBA。そのパイオニア的存在であるゴールデンステイト・ウォリアーズはステフィン・カリー、クレイ・トンプソン、ドレイモンド・グリーンを擁して黄金期を築いた。

　ただ、アリナスはウォリアーズがケビン・デュラント（現フェニックス・サンズ）を４番で使っていた時代（2016～19年）、デュラントは身長211cmのため、実際は「スモールボールではない」とし、「ドレイモンドは５番でもブロックやリバウンドができるからビッグだ」と話した。
  「俺が言いたいのは、チャンピオンはそれ相応のバスケットボールをしなければならないということ。大きいチームが常に勝っている。バスケットボールを理解し、判断材料もないのに模範解答（スモールボール）を真似るのは止めた方がいい」

　セルティックスは22年にNBAファイナルに進出するも、ウォリアーズに敗れて優勝を逃した。過去４年、ウォリアーズを除けばスモールボールを標榜するチームは優勝していないなかで、セルティックスはどのようなシーズンを過ごしていくのか、注目が集まる。

構成●ダンクシュート編集部

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