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NBA

グラハムのブレイクは“サプライズ”ではなかった。本人とチームメイトが明かした躍進の理由

ダンクシュート編集部

2019.12.18

 ニーダム B. ブロートン高でほぼ無名の存在から、名門カンザス大でプレーし、今ではホーネッツの若手トッププレーヤー。ホーネッツ史上1試合40得点はウォーカー(16回)、グレン・ライス(10回)、ケリー・トリピューカ(3回)らオールスターが成し遂げている快記録だが、12年目のベテランであるニコラ・バトゥームは、グラハムの活躍が“必然”だと主張する。

「これは聞いた話だけど、彼はこの夏最もジムで時間を費やした男だった。彼は今起こっていることに値する。僕はまったく驚いていない」

 当のグラハムは、「僕はただプレーしているだけさ。本当に何も考えていない。チームのためにベストを尽くし、正しいプレーをして、アグレッシブでいるだけなんだ」と謙虚に話す。その背景には、16年目を迎えたマービン・ウィリアムズの言葉があるという。
 
「いつでも準備ができている――。これはマービン・ウィリアムズが若手にいつも言っていることだ。名前が呼ばれた時、準備ができていなければいけないのがNBAだ。たとえ10試合、11試合プレーしていなくても、名前が呼ばれた時にしっかりとしたパフォーマンスができれば、そこから次の15試合に出場できる。だから何があっても常に準備ができていないといけないんだ。こんなに大きな役割を担うとは思っていなかった。でも、それを受け入れ、アグレッシブにプレーし続けないといけない。今がそのチャンスと自信だと言い聞かせている」

 グラハムのサクセスストーリーは、次章に向けて現在進行形で更新されていく。

構成●ダンクシュート編集部
 

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