「ヒートカルチャーとは何だい? ヒートが2006年に優勝できたのは、シャキール・オニールやゲイリー・ペイトンらスターを連れてきて、ウェイドと組ませたからだ。12、13年もレブロン、ボッシュ、マイク・ミラー、レイ・アレンを連れてきて手にしたもの。すべての優勝はチームを作り上げたのではなく、チームを“買った”んだ。ヒートは06年に優勝したあと、プレーオフ1回戦敗退、シーズン15勝(プレーオフ不出場)、1回戦敗退、1回戦敗退という成績だ」
さらにアリナスは続ける。
「レブロンが来て4年連続でNBAファイナルに駒を進めた。(2014年に)レブロンが去り、まだウェイドとボッシュはいたが、(37勝45敗で)プレーオフには進出していない。逆に、レブロン加入前年に33勝49敗だったキャブズはファイナルまで勝ち上がった。その1年後には優勝リングを手にしている。俺は現実を見ている。ジェームズ・ハーデンは何と言った? 彼はシステム、レブロンはカルチャーだ」(※ハーデンはクリッパーズ入団会見で『自分はシステムプレーヤーではなく、システムそのもの』だと発言)
アリナスは、行く先々のチームに変化を起こし、成績を向上させているレブロンの影響力を高く評価しているという。
「レブロンはヒートを去る時にヒートカルチャーを持って行ったのかもしれない。ともかくその後、プレーオフに進出できなかったチームに行き、ファイナルまで勝ち上がっている。彼はヒートカルチャーに触れる前にも得点王(2008年)、オールNBA1stチーム2回(06、08年)、シーズンMVP2回(09、10年)、オールディフェンシブ1stチームにも選ばれていた。(サンアントニオ・スパーズに)敗れこそしたが、NBAファイナルも経験している。同等の経歴を残し、今いる場所にまだいただろう。
レイカーズでもそうだが、1人の選手が成績の悪かったチームに行き、チャンピオンシップチームになっているんだ。ヒートに移籍していなかったとして、その4年間でチャンピオンシップを獲得しないとどうして言えるんだい? レブロンは自分が行きたいチームに行き、そこで1回はチャンピオンになっている。レブロンはカルチャーだ」
1982年生まれで2001年にNBA入りしたアリナスは、レブロンの2年先輩。同時代をともに戦った好敵手だからこそ、余計に“キング”の真の凄さが身に染みているのかもしれない。
構成●ダンクシュート編集部
「ここで過ごした4年間は素晴らしかった」レブロンが“真のキング”となったヒート時代を回想「すべてを気に入っている」<DUNKSHOOT>
ヒートの「歴代ベスト5」を選定!PG~SFは文句なし、激戦となったビッグマンは…
さらにアリナスは続ける。
「レブロンが来て4年連続でNBAファイナルに駒を進めた。(2014年に)レブロンが去り、まだウェイドとボッシュはいたが、(37勝45敗で)プレーオフには進出していない。逆に、レブロン加入前年に33勝49敗だったキャブズはファイナルまで勝ち上がった。その1年後には優勝リングを手にしている。俺は現実を見ている。ジェームズ・ハーデンは何と言った? 彼はシステム、レブロンはカルチャーだ」(※ハーデンはクリッパーズ入団会見で『自分はシステムプレーヤーではなく、システムそのもの』だと発言)
アリナスは、行く先々のチームに変化を起こし、成績を向上させているレブロンの影響力を高く評価しているという。
「レブロンはヒートを去る時にヒートカルチャーを持って行ったのかもしれない。ともかくその後、プレーオフに進出できなかったチームに行き、ファイナルまで勝ち上がっている。彼はヒートカルチャーに触れる前にも得点王(2008年)、オールNBA1stチーム2回(06、08年)、シーズンMVP2回(09、10年)、オールディフェンシブ1stチームにも選ばれていた。(サンアントニオ・スパーズに)敗れこそしたが、NBAファイナルも経験している。同等の経歴を残し、今いる場所にまだいただろう。
レイカーズでもそうだが、1人の選手が成績の悪かったチームに行き、チャンピオンシップチームになっているんだ。ヒートに移籍していなかったとして、その4年間でチャンピオンシップを獲得しないとどうして言えるんだい? レブロンは自分が行きたいチームに行き、そこで1回はチャンピオンになっている。レブロンはカルチャーだ」
1982年生まれで2001年にNBA入りしたアリナスは、レブロンの2年先輩。同時代をともに戦った好敵手だからこそ、余計に“キング”の真の凄さが身に染みているのかもしれない。
構成●ダンクシュート編集部
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