今夏のワールドカップに優勝したドイツ代表において、 フランツはガードとしてゲームメイクを司った。味方や相手の動きを読んでプレーする才を発揮したのに加えて、リバウンドに3ポイントと、包括的に要素を備えているところも武器だ。
マジックのジャマール・モーズリーHC(ヘッドコーチ)も、そんなフランツについて、シーズン開幕前から期待を寄せていた。
「(ワールドカップでは)彼のディフェンス能力の高さを実感した。フランツは相手のガードに応じて、絶妙に対峙の仕方を変えていた。オーランドでも、その素質は最大のキーポイントになる。彼ら(パオロ・バンケロとフランツ)が垣間見せる能力は、我々の可能性を飛躍的に高めてくれることだろう」
指揮官の言葉通り、4年目のコール・アンソニーやルーキーのアンソニー・ブラックと、ガード勢に若手が多いマジックにとって、バンケロやフランツのような万能型のフォワード陣の存在は、コート上でのバランスを取る上で非常に効いている。
また、ナゲッツ戦では約15分のプレータイムで12得点、3リバウンドと勝利に貢献した兄のモリッツも、今季はフィールドゴール成功率が6割を超えるなど、スタッツも向上。兄弟揃って、ドイツ代表でワールドカップ優勝を経験した自信がパフォーマンスに反映されている。
徐々に経験と自信を積み上げている若手チームは、モーズリーHCの言葉通り、飛躍的に向上しそうな勢いに乗っている。
文●小川由紀子
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マジックのジャマール・モーズリーHC(ヘッドコーチ)も、そんなフランツについて、シーズン開幕前から期待を寄せていた。
「(ワールドカップでは)彼のディフェンス能力の高さを実感した。フランツは相手のガードに応じて、絶妙に対峙の仕方を変えていた。オーランドでも、その素質は最大のキーポイントになる。彼ら(パオロ・バンケロとフランツ)が垣間見せる能力は、我々の可能性を飛躍的に高めてくれることだろう」
指揮官の言葉通り、4年目のコール・アンソニーやルーキーのアンソニー・ブラックと、ガード勢に若手が多いマジックにとって、バンケロやフランツのような万能型のフォワード陣の存在は、コート上でのバランスを取る上で非常に効いている。
また、ナゲッツ戦では約15分のプレータイムで12得点、3リバウンドと勝利に貢献した兄のモリッツも、今季はフィールドゴール成功率が6割を超えるなど、スタッツも向上。兄弟揃って、ドイツ代表でワールドカップ優勝を経験した自信がパフォーマンスに反映されている。
徐々に経験と自信を積み上げている若手チームは、モーズリーHCの言葉通り、飛躍的に向上しそうな勢いに乗っている。
文●小川由紀子
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