また、ウィザーズはリーグ4位の平均118.0得点を残しているものの、ファーストブレイクにおける得点はリーグ19位(平均12.4点)と低い。ディフェンシブ・リバウンドを奪ってボールプッシュし、フィニッシュまで持ち込むことができる八村は、フィニッシャーとしても通用する機動力が十二分にあるため、速い展開へ持ち込んでイージーバスケットを狙いたい時に、八村不在を痛感することが予想される。
「ルイがいなくなるのはとてもタフなこと。彼がいない間、(チームは)一丸となってやるしかない。彼が抜けた穴は大きいよ」というアイザイア・トーマスの言葉からも、21歳のルーキーがチームの中で大きな役割を果たしていたことがわかる。
なお、試合は八村の代役ベルターンスが7本の3ポイントを含むチームトップの26得点、エースのビールが22得点、トーマスが16得点、新加入のパセチニクスが9得点、8リバウンドをマーク。ウィザーズは第3クォーター終了時点で2桁のリードを奪っていたが、チームのフィールドゴール成功率35.8%とシュートの正確性を欠き、オーバータイムの末、109-110で逆転負けを喫した。
勝てる試合を落としたウィザーズだが、今後はイースタン・カンファレンスのチーム相手にアウェー4連戦が待ち構えている。特に20日(同21日)のトロント・ラプターズ、21日(同22日)のフィラデルフィア・セブンティシクサーズという強豪との2連戦はタフな戦いになるだろう。
それでも、ブルックスHCは現状について力強い言葉を残していた。
「今シーズンは本当にケガ人が多い。でもコーチのやりがいの1つとして、どんな状況でも勝てると信じてチームを引っ張ることがある。欠場している選手がいても、プレーできる選手たちでなんとか勝ちにいくこと。勝利は保証できないが、努力面は保証できる。ロースターは薄くなっているが、その分、他の選手にチャンスが回ってきた。アドミラル・スコフィールドや新加入のパセチニクス、トロイ・ブラウンJr.にも穴を埋めてもらう」
八村はゴンザガ大の2、3年時にフル出場していたため、シーズン中に欠場するのは1年生だった2016-17シーズン以来初。NBAのレギュラーシーズンは来年4月まで続くため、今は打撲した鼠径部を完治できるように、リハビリと休養を最優先してほしいところだ。
文●秋山裕之(フリーライター)
【八村塁PHOTO】攻守でアグレッシブに躍動!1年目からNBAで活躍するルーキーの厳選ショット!
「ルイがいなくなるのはとてもタフなこと。彼がいない間、(チームは)一丸となってやるしかない。彼が抜けた穴は大きいよ」というアイザイア・トーマスの言葉からも、21歳のルーキーがチームの中で大きな役割を果たしていたことがわかる。
なお、試合は八村の代役ベルターンスが7本の3ポイントを含むチームトップの26得点、エースのビールが22得点、トーマスが16得点、新加入のパセチニクスが9得点、8リバウンドをマーク。ウィザーズは第3クォーター終了時点で2桁のリードを奪っていたが、チームのフィールドゴール成功率35.8%とシュートの正確性を欠き、オーバータイムの末、109-110で逆転負けを喫した。
勝てる試合を落としたウィザーズだが、今後はイースタン・カンファレンスのチーム相手にアウェー4連戦が待ち構えている。特に20日(同21日)のトロント・ラプターズ、21日(同22日)のフィラデルフィア・セブンティシクサーズという強豪との2連戦はタフな戦いになるだろう。
それでも、ブルックスHCは現状について力強い言葉を残していた。
「今シーズンは本当にケガ人が多い。でもコーチのやりがいの1つとして、どんな状況でも勝てると信じてチームを引っ張ることがある。欠場している選手がいても、プレーできる選手たちでなんとか勝ちにいくこと。勝利は保証できないが、努力面は保証できる。ロースターは薄くなっているが、その分、他の選手にチャンスが回ってきた。アドミラル・スコフィールドや新加入のパセチニクス、トロイ・ブラウンJr.にも穴を埋めてもらう」
八村はゴンザガ大の2、3年時にフル出場していたため、シーズン中に欠場するのは1年生だった2016-17シーズン以来初。NBAのレギュラーシーズンは来年4月まで続くため、今は打撲した鼠径部を完治できるように、リハビリと休養を最優先してほしいところだ。
文●秋山裕之(フリーライター)
【八村塁PHOTO】攻守でアグレッシブに躍動!1年目からNBAで活躍するルーキーの厳選ショット!