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NBA

八村塁の戦線離脱を受けてウィザーズが緊急補強。穴埋めを託されたビッグマンの特長は?

秋山裕之

2019.12.18

センターもこなした八村の負傷離脱により、チームはビッグマン不足に。チオッザを解雇し、代わりに216㎝のパセチニクスを迎え入れた。(C)Getty Images

センターもこなした八村の負傷離脱により、チームはビッグマン不足に。チオッザを解雇し、代わりに216㎝のパセチニクスを迎え入れた。(C)Getty Images

 ワシントン・ウィザーズは、12月16日(日本時間17日)のデトロイト・ピストンズ戦に133-119で勝利し、連敗を4でストップさせた。

「今日は今シーズンのベストゲームだった。前日の練習と、当日の午前練習でしっかりと準備をした結果だと思う。一人ひとり、コーチがゲームプラン通りに試合運びができた」

 いずれもゲームハイとなる35得点、10アシストを残したブラッドリー・ビールは、ピストンズ戦についてチームの日本語版公式ツイッターへコメントし、この試合から戦列復帰したアイザイア・トーマスについて「得点力のある選手が復帰したことは大きい。相手のディフェンスにプレッシャーをかけられる選手だし、フロア上のスペースを広げてくれる選手だから、戻って来てくれて良かったよ」と喜んだ。

 左ふくらはぎの張りのため、5試合を欠場していたトーマスは、ピストンズ戦で25分32秒プレーしてビールに次ぐ23得点に6アシスト。フィールドゴール69.2%(9/13)、3ポイント71.4%(5/7)と、復帰戦としては申し分ないパフォーマンスで勝利に貢献した。
 
「勝てて良かった。この勝利をきっかけに、いい流れを作って新年を迎えられればと思ってる」とトーマスは意気込んでいたものの、先発パワーフォワードを務めていた八村塁は、鼠径部の打撲により、今後5試合を欠場することがチームから発表された。

 八村はここまで、平均出場時間(29.2分)でチーム2位、平均得点(13.9得点)と平均リバウンド(5.8本)でチーム3位を記録。スモールフォワードからセンターまでマルチにこなす選手として、ルーキーながらチームに不可欠な選手としてプレーしていただけに、ウィザーズとしては痛手となったことは間違いない。

 八村は18日(同19日)のシカゴ・ブルズ戦から、26日(同27日)のピストンズ戦まで欠場となり、その後に再診断を行なうため、欠場期間が長くなる可能性もある。
 

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