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NBA

エンビード離脱でシクサーズに試練の時。オールスター初選出のマキシーは「これまで以上に競争心を持って戦わなければ」<DUNKSHOOT>

秋山裕之

2024.02.07

 そのマキシーは先日、エンビード不在の試合でフォーカスすべきことについてこう口にしていた。

「自分たちの競争心、それが大切なことのひとつだと思う。つまり、僕たちはものすごくハードにやっていなかなきゃいけない。彼(エンビード)がいようがいまいが大事なことだけど、彼がいないとなると、僕らはこれまで以上に競争心を持って戦わないといけない。もっとハードにプレーする必要がある」
 
 今季のシクサーズは、ニック・ナース新HC(ヘッドコーチ)の下、エンビードとマキシーに加えて、トバイアス・ハリス、ケリー・ウーブレイJr.、ディアンソニー・メルトンも平均2桁得点を記録。

 さらにキャリア16年目のニコラ・バトゥーム、13年目のモリスSr.、12年目のパトリック・ベバリー、11年目のロバート・コビントンといったベテランが揃っている。彼らがチームをまとめつつ、コート上で必要に応じてステップアップすることができれば、エンビード不在の期間を勝率5割以上で切り抜けることができるかもしれない。

 もっとも、エンビードがいないことによって、相手チームは積極果敢にペイントエリアを攻めてくることが予想されるだけに、守備面でもチーム全体で結束していくことが必須。マキシーを中心に、シクサーズが残りのシーズンをどのように戦っていくのか注目だ。

文●秋山裕之(フリーライター)
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