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NBA

デュラントを“口撃”するバークレーを、第三者のアリナスがチクリ「自分がどのチームを牽引していたのか教えてほしい」<DUNKSHOOT>

ダンクシュート編集部

2024.02.24

 サンズのフランク・ヴォーゲルHC(ヘッドコーチ)も、「彼は模範を示し、必要な時には発言もする。どの選手も自分のやり方でリードする。自分の個性の中でやるんだ。個性が違うから、自分とは違う誰かになることはできない」とデュラントを擁護している。

 そういった一連の報道を受け、元NBA選手のアリナスは自身がホスト役を務めるポッドキャスト番組『Gil's Arena』で、デュラントに苦言を呈したバークレーをチクリと口撃している。

「フェニックスで優勝を争っていた時、彼はリングを手に入れられなかった。そして、ヒューストン・ロケッツへ行き、(シカゴ・ブルズの)マイケル・ジョーダンを倒そうとした。彼ら(ロケッツ)が失敗したのは、彼(バークレー)がオーバーウエイトで、コンディションが落ちていたからだ。それを他人のせいにして、みんなの文句を言ってたんだ。誰かのことをリーダーではなく、『フォロワー』と呼ぶ時は、自分がどのチームを牽引していたのか教えてほしい」
 
 バークレーは1992年オフに8年間を過ごしたフィラデルフィア・76ersを離れてサンズへ移籍。初年度の92-93シーズンにはNBAファイナルに進出するも、ジョーダンを擁するブルズに敗れ、96年オフに新天地を求めることになった。その後ロケッツでも頂点に届かず、最終的にNBAタイトルとは無縁のまま16年間のキャリアを終えている。アリナスはその点に鋭く切り込んでいる。

「サンズのベストプレーヤーだった彼は、リーダーではなかった。あのチームにはすでにキャプテンがいて、彼が加入する前にチームとして確立されていた。しかしフィラデルフィアを見捨てて、リングを勝ち獲ろうとした。デュラントに恨みでもあるのか? まずは自分自身のクソみたいなキャリアを振り返ってみることだ」

 バークレーは“無冠のレジェンド”の代表格として、痛いところを突かれる形となってしまった。

構成●ダンクシュート編集部

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