プレーオフ1回戦でボストン・セルティックスと対戦しているブルックリン・ネッツだが、第3戦を終えた時点でシリーズ戦績は0勝3敗。いまだ1勝もできず、このままでは今年の1回戦では東西唯一となる、屈辱のスイープ負けを喫しかねない状況に追い込まれている。
第2シードのセルティックスに対し、ネッツは第7シード。レギュラーシーズンの成績からすれば相手が格上なのは事実だが、ネッツにはケビン・デュラント、カイリー・アービングの両スターをはじめ豊富なタレントが揃っているだけに、ここまで一方的な展開になるとは誰も予想していなかっただろう。
予期せぬ結果だけに、批判の矛先がエースに向くのは致し方ないところ。ここまでセルティックスの堅守の前にシリーズ平均22.0点、フィールドゴール成功率36.5%と苦しんでいるデュラントへの風当たりが、徐々に強くなり始めている。
そして“NBAの御意見番”チャールズ・バークレーも、デュラントを痛烈に批判。現地時間4月24日に出演した『Inside the NBA』のなかで、バークレーはチームを“バス”に例え、デュラントを“運転手”ではなく“乗客”と表現。ゴールデンステイト・ウォリアーズ時代に経験した2度の優勝は、デュラントが自らチームを先導して手にしたものではないと主張した。
「悪口は言いたくないが、君たちはいつも優勝について話をしているよね。でも、バスに乗っているだけの連中には何の意味もないことだと言いたい。バスを運転しないなら、『俺がチャンピオンだ』と言いながら歩き回るな。バスに乗っているだけの奴らからそんな話は聞きたくないね。バスの運転手はプレッシャーを受けながら、いいプレーをしなければ批判を浴びることになるのだから、まったくの別物さ」
そして「彼(デュラント)がバスを運転している時(オクラホマシティ・サンダー時代)、ファイナルで負けた」と主張。さらに共演者のケニー・スミスから「彼がゴールデンステイトでバスの運転手だったとは思わないの?」と聞かれると「思わないね」と即答。「彼があのチームのベストプレーヤーだったとも思わない?」との問いにも「いや、思わない。彼は(ファイナル)MVPを獲ったが、ベストプレーヤーではなかった。(アンドレ)イグダーラはベストプレーヤーではなかったけど、(ファイナル)MVPを獲得したからね」と語った。
このままセルティックスにスウィープで負けたとなれば、デュラントへの批判はますます強くなるかもしれない。世間の声やバークレーの口を封じるためには、自らのハイパフォーマンスでネッツを奇跡の大逆転劇に導くしか方法はなさそうだ。
構成●ダンクシュート編集部
【PHOTO】近年最高の”天才スコアラー”!ケビン・デュラントの厳選ショット!
第2シードのセルティックスに対し、ネッツは第7シード。レギュラーシーズンの成績からすれば相手が格上なのは事実だが、ネッツにはケビン・デュラント、カイリー・アービングの両スターをはじめ豊富なタレントが揃っているだけに、ここまで一方的な展開になるとは誰も予想していなかっただろう。
予期せぬ結果だけに、批判の矛先がエースに向くのは致し方ないところ。ここまでセルティックスの堅守の前にシリーズ平均22.0点、フィールドゴール成功率36.5%と苦しんでいるデュラントへの風当たりが、徐々に強くなり始めている。
そして“NBAの御意見番”チャールズ・バークレーも、デュラントを痛烈に批判。現地時間4月24日に出演した『Inside the NBA』のなかで、バークレーはチームを“バス”に例え、デュラントを“運転手”ではなく“乗客”と表現。ゴールデンステイト・ウォリアーズ時代に経験した2度の優勝は、デュラントが自らチームを先導して手にしたものではないと主張した。
「悪口は言いたくないが、君たちはいつも優勝について話をしているよね。でも、バスに乗っているだけの連中には何の意味もないことだと言いたい。バスを運転しないなら、『俺がチャンピオンだ』と言いながら歩き回るな。バスに乗っているだけの奴らからそんな話は聞きたくないね。バスの運転手はプレッシャーを受けながら、いいプレーをしなければ批判を浴びることになるのだから、まったくの別物さ」
そして「彼(デュラント)がバスを運転している時(オクラホマシティ・サンダー時代)、ファイナルで負けた」と主張。さらに共演者のケニー・スミスから「彼がゴールデンステイトでバスの運転手だったとは思わないの?」と聞かれると「思わないね」と即答。「彼があのチームのベストプレーヤーだったとも思わない?」との問いにも「いや、思わない。彼は(ファイナル)MVPを獲ったが、ベストプレーヤーではなかった。(アンドレ)イグダーラはベストプレーヤーではなかったけど、(ファイナル)MVPを獲得したからね」と語った。
このままセルティックスにスウィープで負けたとなれば、デュラントへの批判はますます強くなるかもしれない。世間の声やバークレーの口を封じるためには、自らのハイパフォーマンスでネッツを奇跡の大逆転劇に導くしか方法はなさそうだ。
構成●ダンクシュート編集部
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