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NBA

<2019ベストヒット!>NBA最強の選手は誰だ?識者8人が選んだ21世紀の「ベストプレーヤートップ10」を発表

ダンクシュート編集部

2019.12.28

全盛期のウェイドは極めて勝負強く、”ジョーダンに最も近い男”と称されたことも。(C)Getty Images

全盛期のウェイドは極めて勝負強く、”ジョーダンに最も近い男”と称されたことも。(C)Getty Images

【8位タイ】
ドゥエイン・ウェイド(元ヒートほか/SG)
抜群の勝負強さで”神様”に近づいた男
 その名を一躍全米に知らしめたのが、マブズとの2006年ファイナルだ。「ピーク時は極めて勝負強く、コビーと同様に“マイケル・ジョーダンに最も近い選手”と呼ばれた」と杉浦氏が語ったように、2連敗し劣勢に立たされた第3戦以降は、平均39.3点と超人的なパフォーマンスを披露。ヒート初優勝の原動力となり、キャリア3年目にしてファイナルMVPに輝いた。引退を宣言し臨んだ昨季最終戦、トリプルダブルで有終の美を飾ったのも、スーパースター特有の“勝負強さ”の為せる業だろう。

●主なタイトル
NBA優勝:3回(2006、12、13)
ファイナルMVP:1回(2006)
オールNBA1stチーム:2回(2009、10)

【7位】
ダーク・ノビツキー(元マーベリックス/PF)
マブズ愛を貫いた異能の7フッター
「史上最高の欧州出身選手にして、異能の7フッター」(大井氏)と評されるように、ビッグマンに似つかわしくない柔らかいタッチから放たれるシュートは正確無比。フランチャイズプレーヤーと呼ばれる選手が少なくなった昨今としては珍しく、マブズ一筋21年で昨季現役を引退したのも好印象で、2011年には球団初優勝の原動力となった。シグネチャームーブである片足フェイダウェイは独特だが止めようがなく、同氏の「プレースタイルの微妙な変態臭が心地よい」との談もある意味褒め言葉か。

●主なタイトル
NBA優勝:1回(2011)
ファイナルMVP:1回(2011)
シーズンMVP:1回(2007)
 
【6位】
ステフィン・カリー(ウォリアーズ/PG)
リーグを変えた歴代最高シューター
 この男の出現が、NBAを“3ポイント至上主義”のリーグに変えたといっても過言ではない。「NBAのみならず、あらゆるスポーツの歴史においておそらく最高のシューター」(マーフィー氏)は、プロ入りから10年連続で3ポイント成功率4割超えをマークし、2016年には1シーズンの最多成功記録を大幅に塗り替える402本をヒット。ウォリアーズに王朝をもたらす立役者となったが、3度の優勝すべてでファイナルMVPを逃しており、その点が元同僚デュラントの後塵を拝した理由だろう。

●主なタイトル
NBA優勝:3回(2015、17、18)
シーズンMVP:2回(2015、16)
オールNBA1stチーム:3回(2015、16、19)
 
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